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2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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ソチオリンピックの代表選考会で結果が得られず、
スピードスケートの岡崎朋美さんが現役引退を表明しました。
涙を見せずに笑顔で競技生活を終えたところが
いかにも岡崎さんらしくて実に清清しい。
2006年のトリノオリンピックでメダルを逃した時、
本編ブログで記事にしたことがあります。

  ※2006年2月21日・記

  トリノオリンピックの女子スピードスケート500M。
  岡崎朋美さん、惜しかったですね。
  0.05秒の差でメダルを逃した訳だけれど、
  これは距離にするとたった65センチぐらいのことらしい。
  残念、残念。

  以前テレビで拝見しましたが、
  岡崎さんのトレーニング風景には感動させられます。
  競技に対する取組姿勢、気持ちの入れ方も含め、
  私の好きなタイプのアスリートです。
  ストイックなのに明るいのがいい。
  特にあの笑顔。
  スポーツライターの増島みどりさんが
  東京中日スポーツ新聞のコラム「心の旅」で、
  この岡崎さんについて触れていた。
  目にとまったテキストがあったので
  忘れない内に感想を書いてしまおう。
  増島さんのコラムの中で岡崎さんはこう言っています。

   (オリンピック出場)4回なんて私が一番驚いています。
    私は不器用なのが才能じゃないかって最近思うんです。
    失敗をたくさんするから競技に飽きない。
    達成したはずがすぐに次が見えるんですよね。

  “不器用が才能”


  素晴らしい。  
  単純に言い換えれば、

  「上手く(強く)なるには練習するしかない」ってことでしょうか。
  練習すれば練習するほど足りない部分が見えてくる。
  心・技・体、アスリートの究極ポイントに向かって
  自分を高めていく人間の美しさを感じます。
  あの橋本聖子さんと同じチームに所属していて、
  当時全盛期の橋本さんについて行くため、
  岡崎さんはいつも泣きながら練習していたらしい。
  今、彼女が見せるあの笑顔は、
  自分を向上させる中で発見した
  本人だけが味わえる楽しさそのもの。
  人に見せる為ではなく、納得できるまで追い込んだ自分を
  確信できている表れ・・・そう思えるほどいい表情です。


出産を経た42歳の女性がトップレベルの中で
競技を続けていること自体凄いこと。
苦しかったはずです。
以前に増して自分を追い込み、
厳しく鍛えていたのではないでしょうか。
それを感じさせない爽やかな笑顔の終幕。
そして次のコメント。

 やるべきことはやり終えたかな。
 小学4年からずっとスピードスケートをやってきて、
 もうおなかいっぱい。


自分をとことん納得させられて良かったですね。
お疲れさま。
大好きなアスリートでした。







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Yahooメールに届く迷惑メール。
万が一正規メールが振り分けられている可能性もあるので、
いきなり削除せず、一旦フォルダ内を覗くことにしています。
最近多いのは違法のB-CASカード関係ですかね。
それといかがわしい種類のメールも相変わらず途切れない。
そのいかがわしい迷惑メールですが、私は決してキライではありません(笑)
(当然開封はしませんが)
実は、時々「これはイケる!」と思わせる秀逸な表題を目にする時があって、
それをひそかな愉しみにしています。
買いもしない雑誌広告の中吊りポスターに
衝撃的なキャッチを見つけるのと似た感覚でしょうか。
迷惑メールを盲目的に削除しない理由はここにもあります。

この類のメールの表題はたいがいストレートな表現です。
そのメールに乗りたい人間は
単純にそれで吸い寄せられるのでしょうが、
私のような愉しみ方をする者にとっては
そんな表題のメールは本当の迷惑メールです。
ってか、全部迷惑メールですが・・・(笑)

こちらは望んでもいないメールを受け取り、
少なからずそれを削除する手間も掛かるのです。
そこで、迷惑だけを被るのは癪(しゃく)なため、
私は迷惑メールの表題表現で愉しんでしまうワケです。

そこにちょっと文学的な匂いを感じたり、
山本昌のカーブじゃなくてニークロのナックルのような、
俊輔のカーブシュートじゃなくて本田の無回転球のような、
そんな表現を使って誘っているメールを見ると
「おっ、少しは頭を捻った様子が伺えるな」と、
ちょっとだけ楽しくなれるのです(笑)

例えば、

【ワタシ、彼と別れて寂しいの。連絡ください】

これはストレート過ぎて全く面白くありません。
ところが、

【父親に叱られて・・・。】

だけで止められてしまうと、

「えぇ!? どうしたの? いったい何があったの? 
 事情は分からないけれど、じゃ、おじさんが・・・」

って、言葉を繋ぎたくなるじゃないですか(笑)

また、こんな見方が高じると、
「それ、違うんだよなぁ・・・」と
気になって添削したくなるメールも登場します。

例えば、先日届いた迷惑メールは事務的で短直そのもの。
構成要素に面白みがなく、表現に味が無い。
決定的にダメなのは単語の使い方のミス。
迷惑メールの中でも最低のレベルでした。

自分の昔を思い出し、
もう少し落ち着いて考えてから表題を決めてみましょう。
この商品の場合、効果の比喩として使うなら
“中学生”より、むしろ“高校生”が妥当です。
“中学生”では明らかにインパクト不足。
本気で買わせるつもりがあるのでしょうか?

・・・などと、

赤ペン先生になってマジメに返信したくなります(笑)

※キャプチャ画像(拡大できます)

フィルターの弱いYahooメールだからこそのささやかな愉しみ。
迷惑メールも時には愉しいw





3台目のタブレットを衝動的に購入。
で、Amazonで液晶保護フィルムを物色です。
Androidタブレットなので種類はそれほど多くありませんが、
幾つかの候補をWishlistに放り込みました。
見比べているうち、
その中の一つに強く興味を惹かれてカートに入れたものの
現在、購入の踏ん切りがつかないでいる。
“強く惹かれた”部分で、逆に、それゆえ引っかかるところがあり、
たかだか880円の商品に対して
最後の“ポチッ”が押せずに止まっているのである。

   ・

商品は外国製のため、
日本語の取り扱い説明書が用意されていないらしい。
詳しい作業手順はこのAmazonの商品ページに表示されている
テキストを参照しろ・・・と謳(うた)われている。

誰もが認識しているとおり、
この類のフィルムは装着する際にシートと本体画面の間に気泡が生じたり
微細なホコリを挟み込んでしまうことが多い。

「ほら、見てよ。めちゃくちゃ綺麗に貼れてるでしょ、コレ!」

などと、他人に自慢できるほどの仕上がりは滅多に得られないことも確かである。
が、過去の失敗経験から上手く処理するコツは掴んでいる。
自分なりの手順は決まっていて作業自体は難しいものではない。
ゆえに、日本語の取り扱い説明書がなかろうと
購入ボタンはすぐにでも押せるはずなのである。

が、押せない・・・。

私が決断できない理由は『参照しろ』とされている
テキストの文言そのものにあった。
そこには作業手順と併せて貼る際のコツも表記されている。

こんな内容です。


携帯電話・スマートフォンより大画面のタブレットに
保護フィルムをきれいに貼るのは大変難しい作業です。
下記貼り方の『コツ』を参照に、作業を進めて下さい。


この書き出しの後に三つのコツが記載されているのだが、
それはコツというよりは作業規範、
いや、それさえも超越した、ある意味、
作業に向き合う精神的なコントロールの領域まで踏み込んだ示唆そのもの。
捉え方によっては日本古来の“武士道”にも通じる
“保護フィルム装着道”を極めるための秘伝が示されている。
少なくとも自分はそのように受けとめた。
そして、この商品の購入ボタンを押せずに躊躇している
最大の理由も此処にあった。
私としては、コツとして3点記載されているうちの
特に二番目の内容に確たる自信が持てないのである。

果たしてここまでのことが自分にできるのか?

意を決し、極限の集中力をもって忠実に作業と向き合えるのか?

【2】の極意をもって作業に臨み、結果として【3】の結末を迎えた場合、
それでも【2】の努力を是認する勇気をもてるのか?

そこにはかなりの覚悟を必要とする内容が含まれている。
そして、繰り返すが、購入の決断で悩んでいるのは
たかだか880円の液晶保護フィルムである。


以下、具体的なコツの部分をAmazonの表記から転載。
※ポイントは【2】の文末(赤太字)


1.
貼る場所は風呂場。浴槽には少量の湯を張り、
静電気で空気中に漂うホコリが吸着されるのを防ぎます。

2.
自身がホコリの発生源にならない様、一糸纏わぬ姿になります。

3.
ここまで準備しても、尚2・3粒のホコリ混入は発生します。
事前に用意したセロハンテープの接着面を触って粘着力を落とし、
フィルムの端を持ち上げ混入したホコリを丹念に除去します。


だいぶ寒くなってきたからなぁ。
裸で作業したら、ホコリの代わりに鼻水が落ちるだろう。
ってか、全裸でフィルムに集中している自分の姿を想像するのがイヤだ。


今年、Amazonnで見つけた中では最高の商品。
いや、違うな・・・。最高の笑品です(笑)



56's profile
HN:
Goro
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/07
自己紹介:
東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
56's hobby 【Guitar】
ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play


《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55
Yamaha SLG-100S
56’s theater
*******工事中******* 趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
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