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近場の買い物に出かける時は、通常、カミサンが一緒。
と言うか、私はドライバー。「足」ですね。
駐車場に入庫する時に発券される駐車券は
取ってから直ぐに助手席のカミサンに渡す。
レジでお金を払う(駐車券に判を押してもらう)のはカミサンなので、
これは当然の流れです。
が、
買い物を終えて駐車場に戻り、私が「駐車券ちょうだい」と言うと
大概はスンナリ出てこない。
第一次捜索開始。
財布の中を探す・・・無い。
バッグの中を漁る・・・無い。
上着のポケットを引っ張り出す・・・無い。
ズボンのポケットに手を突っ込む・・・無い。
「何やってんだよ」と私に言われ、第二次捜索開始。
同じことをもう一度繰り返すが、やはり見つからない。
挙句、サンバイザー裏など助手席の周りを捜索。(あるはずが無い)
そして最後は、『貴方に渡さなかったっけ?』 と申す。
これが大体のパターン。(笑)
財布の場合、
詰め込まれた割引券やレシートなどを指で確認しながら
ダァ~ッと探すのだが、本人が見過ごし、側で注視している私が
「あれっ?」と微かに見えた紙片(駐車券)を指摘して発見したことも
二~三度ある。
はたまた、
最終的に出てくれば良いのだが、
結局、見つからずじまいでレシートを持ってサービスカウンターに戻り、
再発行してもらったことも数度。
名前と連絡先を記帳させられる店があり、
数行上に自分の苗字を見つけ、気まずい雰囲気になったこともあった。
しかも、こういう時には必ずと言って良いほど、
帰宅後に駐車券が現れるのだ。
症状は深刻です。(笑)
そこで・・・
先日、不用になった社員証ホルダーを示し、
これに駐車券を入れて首にぶら下げておけば
無くならないから使えば?
便利だし、凄く似合うと思うよ。
真剣な顔をして、このように持ちかけたのだが、
本人からは 『使えるはず無いでしょ。馬鹿にしないでッ!』 と、
完全拒否されてしまった。(笑)
年齢相応に、昔、夏休みのラジオ体操の時に使った
“紐かけタイプの参加証”みたいな体裁の方が良かったかもしれない。 (笑)
車の希望ナンバーを検討中です。
ラッキー「7」だけを並べる、末広がりの「8」だけを揃える、
スポーツ選手の背番号に合わせる・・・等々、
そういった付け方は面白くないので、
どうせ付けるなら番号に個性を持たせたいと思っている。
そこで、幾つか考えていた番号をカミサンに振ってみた。
そのやりとりです。
【5963】はどう?
分からない。何の意味?
そのまま読むだけ。「ごくろうさん」だよ。
あ、なるほどね。後ろのクルマに乗ってる人が見た時にいいね。
そうだろう。 あと、【8787】はどう?
それは?
花を二回続けて「はなはな」。花満載の感じで和むでしょ。
それも良いわね。
勝手に決めると、また何か言うんだろうから、
人にばかり考えさせないで、自分も頭を捻ってみろよ。
こういうの苦手なのよ。任せるから考えて。
じゃ、一番付けたい番号があるんだけど、それでもいい?
何?
【9656】って良いでしょ。
どういう意味?
「くろいたごろう(黒板五郎)」って読めるだろう。
え~っ、それは嫌だ。
何でクルマに「北の国から」なのよ!
今、任せるって言ったじゃないか。
でも、それは貴方だけが楽しめる番号でしょ。絶対ダメ。
違うのにしてよ。
----- ここで、からかいモードに切り替え -----
じゃ、【1122】ってどうだ?
どういうこと?
「いいふうふ(いい夫婦)」だよ。
え~っ!? それは少し恥ずかしいんじゃない。
(と、言いながらまんざらでもなさそう。ちょっと顔が赤くなった)
いや、いや、この番号はまずいか。
非協力的な夫なのに、「いい夫婦」はおこがましいしナ。
そもそもお前がいないとウチは成り立たないワケだし、
じゃ、日頃のご苦労に敬意を表して【1093】はどう?
何?【1093】ってどういう意味?
「いい奥さん」だよ。これいいでしょ! (言ってる自分に吹き出しそう)
ちょっとねぇ・・・。
嫌なの?
う~ん。私だけが出ちゃう感じで、少し恥ずかしいかも。
まっ、それでもいいけど・・・。
(と、言いながら、嬉しさを隠すのに必死。顔が更に赤くなった)
やっぱり【1093】(いい奥さん)、これ良いなぁ。
お前にピッタリだよ。 ドンピシャ!
ちょっと考えさせてよ。
来週のうちにはディーラーに連絡しなきゃいけないから、
忘れずにちゃんと考えてよ。
分かった。
いやぁ~、良かった!
こんな良いナンバーがあったなんてスゴイ、スゴイ!
(ヨイショのダメ押しです)
*
*
*
が・・・
カミサンとのこんなやりとりの後、
【1093】には、「いい奥さん」以上にもっと嵌(はま)る語呂が
あったことに気づいてしまった。
実は、亡くなった私のオヤジの名前は「徳蔵」と言いまして、
と・く・ぞう ⇒ 十/九/三 ⇒ 10/9/3 です。
語呂の収まり方では、断然、こっちのほうに適性がある。(笑)
【1093】で決まったら・・・
『聞いて、聞いて!いい奥さん・・・の語呂合わせでナンバーつけたのよ』
嬉しくて、カミサンは職場の同僚にきっとこう言って吹聴するだろう。
が、構わずそのまま放っておこうと思う。
知らぬがシアワセ。
「と・く・ぞう」車へようこそ。(笑)
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休日に街をブラブラして写真を撮っていると、
もう少し寄って撮りたいのに・・・って思うことが時々ある。
自分が主に使うレンズは超広角なので、
残念ながら先の遠いところまでは届かないのです。
そこで、先日、カバー範囲の広いズームレンズを手に入れました。
で、レンズとは関係ないのですが、その際のちょっとしたお話を少し。(笑)
購入した店では不要カメラを3,000円で下取りしてくれます。
その話をすると、『幾つもあるよ』と言って、
どこからかカミサンがカメラを持ってきました。
フィルムカメラです。
「あれっ、入ってたんだ!?」
中を確めようと思い、蓋を開けてみると
巻き終わっていないフィルムが残っていたのです。
感光しちゃったけれど、15年ぐらい前に使っていたカメラです。
何を撮ったかも覚えていないし、ま、いいか、と
フィルムを取り出してテーブルの上に置いたのですが、
カミサンが笑える行動に出たのはその後です。
天井の照明に両手でかざしたフィルムを見上げながら、
こう言うのです。
『あれ? これ、写ってないじゃない』
「はぁ? 本気で言ってる?」
『何が?』
「いや、だから、何を見たいの?」
『どういうこと?』
「写ってないでしょ。写ってないよね」
『何で写ってないの?』
「マジだったんだ!?」
『何、何?』
「カワイソウだから他人には言わないことにしておくよ」
『だから、何よ?』
結婚してから28年。相手の行動なんて簡単に予測できるし、
もう“二人で一人”ぐらいの域に入ったかと思っていたが、
とんでもない勘違いだったようだ。
未知の領域は未だに存在し、そして深い。(笑)