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2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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自分の右膝の生足写真。

一応、美肌モードで撮影(笑)


赤いスジは半年前の傷跡。

春の彼岸参りで墓の掃除中に足を滑らせ、

膝を墓石の角にシタタカにぶつけて付けたもの。

当初はすぐに消えると思っていたけど

今でもしつこく残っている。

墓の中に眠っているのは親父だけ。

これは間違いなく親父の怨念です。


  どうせ春と秋にしか来ないんだろ。

  薄情者のために忘れないようにしといてやったぞ。


っていうところかと。

実際、毎日風呂場で傷跡を見て(見させられて)、

「消えねぇなぁ・・・」って確かめていたし

コイツはきっちり役目を果たしていたような気もする。


早いなぁ。

来週はもう墓参り。

墓前で目を閉じ、手を合わせたら

「もういいだろ。いいかげん傷跡を消してくれ」

って、真っ先に言う。

各種定例報告は後回しにするつもり(笑)



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もう昨日のことになりますが、
一月三日の朝方、飼い犬の正吉が亡くなりました。
未明から息遣いが荒くなり
しばらく頑張っていたのですが、
結局、岸の彼方に行ったきり
こちらに戻ってくることができませんでした。
残念です。

腫瘍が見つかり手術をしてから昨日まで、
正吉とのこの一ヶ月間はとても濃密でした。
万全ではなかったけれど、
家族で時間をやりくりしながら
正吉を厚く見守ってあげることができて良かったと思います。

手術後の病理検査で悪性の腫瘍であることが分かり
少なからず覚悟していた私たちと同じように、
正吉自身にも予感するものがあったのでしょうか。
病院から家に戻った後は、
歩様も不自由な身体の状態でありながら
いつも以上に私、カミサン、娘に擦り寄ってきました。
そして、私たちを気遣ってくれたのか、
長男が帰省し母親がショートステイから戻った
家族の揃っているタイミングを見計るかのように逝ったのです。
最期、息を引き取る直前、
それまでグタッと横たわっていた正吉が顔を上げ、
みんなの顔を確かめ息をついた後で
ふうっと眠るように首を落としました。

人間のことが凄く好きな犬でした。
涙の一日が終わり、家の中を見渡してみると
空気の密度がとても薄いことに気付かされます。
家の雰囲気を構成する本当に大事な家族だったんです。
でも、もう何もしてあげられない。
病んでからも、それ以前の健常な時も
正吉にしてあげられたことが
もっともっとあったんじゃないかと
悔やむところは多いです。


正吉に対するイメージは
大きくなってもパピーの頃のままでした。





12年間一緒に暮らしてくれてありがとう。
楽しかったし、これからも忘れることはないよ。
お疲れさま、正吉。




 

切除した正吉の脾臓と腫瘍。
組織の病理診断が出たということで、
土曜日の夜、動物病院の先生から連絡を頂いた。
伝えられた結果はよろしくありません。
血管肉腫と呼ばれる悪性腫瘍でした。
犬にとっては三大悪性腫瘍の一つで、
過去の症例では予後1か月程度だそうです。
先般のオペ終了後、その一連の写真を見せてもらった時点で
素人目にも状況の深刻さが分かりました。
覚悟はついていたものの、いざ結果を知ってしまうと
やはりそのシ ョックは大きいです。

明けて日曜日は抜糸で病院へ。
先生からは、一旦預かって血液検査を行い、
その結果を踏まえて今後の処置を考えましょうとのお話。

夕方、再び病院へ。

退院時に改善されていた貧血は再び悪化していました。
血管肉腫は血管を伝わって運ばれていきます。
データ上、赤血球は骨髄で正常に作られている状態。
体重は退院時から増えていないため、
体内の各部位の出血ではなく、
ガンによって血管内で赤血球が壊され(失われ)、
結果的に貧血状態に陥っていると思われます。

先生と今後について相談しましたが、
今出来ることは延命処置だけです。
化学療法(抗がん剤投与)は現在の貧血状態では施せないそうで、
結局、パラディアという抗がん薬を服用させることにしました。
効果を約束するものではありませんが、
今はこれが最善です。

土曜日は快活だったのに
日曜日は朝からだるそうな感じ。
こんな状態が続くのだろうか。
正吉が出たがっていたので外に連れ出してみましたが、
気力が湧いてこないのか、なかなか歩が進みません。
昨日、二回の散歩は家の前の往復だけでした。
つい三週間前まではアクティブだっただけに、
イメージの反動が大きく正吉がとても弱って見える。
犬の病の進行は想像以上に早く、それが悔しい。


一日でも長く一緒にいたい。
でも、命は消えかかっている。

相反するこの状況は、正直、辛く、しんどい。





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1957/06/07
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東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
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ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

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