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切除した正吉の脾臓と腫瘍。
組織の病理診断が出たということで、
土曜日の夜、動物病院の先生から連絡を頂いた。
伝えられた結果はよろしくありません。
血管肉腫と呼ばれる悪性腫瘍でした。
犬にとっては三大悪性腫瘍の一つで、
過去の症例では予後1か月程度だそうです。
先般のオペ終了後、その一連の写真を見せてもらった時点で
素人目にも状況の深刻さが分かりました。
覚悟はついていたものの、いざ結果を知ってしまうと
やはりそのシ ョックは大きいです。
明けて日曜日は抜糸で病院へ。
先生からは、一旦預かって血液検査を行い、
その結果を踏まえて今後の処置を考えましょうとのお話。
夕方、再び病院へ。
退院時に改善されていた貧血は再び悪化していました。
血管肉腫は血管を伝わって運ばれていきます。
データ上、赤血球は骨髄で正常に作られている状態。
体重は退院時から増えていないため、
体内の各部位の出血ではなく、
ガンによって血管内で赤血球が壊され(失われ)、
結果的に貧血状態に陥っていると思われます。
先生と今後について相談しましたが、
今出来ることは延命処置だけです。
化学療法(抗がん剤投与)は現在の貧血状態では施せないそうで、
結局、パラディアという抗がん薬を服用させることにしました。
効果を約束するものではありませんが、
今はこれが最善です。
土曜日は快活だったのに
日曜日は朝からだるそうな感じ。
こんな状態が続くのだろうか。
正吉が出たがっていたので外に連れ出してみましたが、
気力が湧いてこないのか、なかなか歩が進みません。
昨日、二回の散歩は家の前の往復だけでした。
つい三週間前まではアクティブだっただけに、
イメージの反動が大きく正吉がとても弱って見える。
犬の病の進行は想像以上に早く、それが悔しい。
一日でも長く一緒にいたい。
でも、命は消えかかっている。
相反するこの状況は、正直、辛く、しんどい。