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2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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2010年9月10日 本編アップ分からの再掲載です。
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唐突ではありますが、本日の当家の朝の様子を時間軸に沿って
紹介してみようかと思います。

まず、各人の今日の行動予定です。

  ワタクシ ⇒ 朝からいつものように出勤する日。帰宅は夜 
  長男 ⇒ 朝から大学に行く日。帰宅は夜
  二女 ⇒ 沖縄に旅行中。本日は帰らず
  母親 ⇒ 朝からデイケア施設に行く日。帰宅は夕方
  正吉 ⇒ シャンプーで昼からペット業者さんに行く日。帰宅は夕方
  カミサン ⇒ 休暇。外出予定は特になし

要するに、日中はカミサンだけ在宅という日でした。

さて、

07:00 ワタクシが家を出発
08:00 カミサン起床
08:15 (同) 正吉に朝の餌やり
08:30 (同) 居間から正吉を外に出し、いつものように窓を施錠

カチッ  

08:40 母親がお世話になるデイケア施設の送迎車が到着
08:45 母親を見送ったカミサンは、そのまま外で正吉のケージを清掃
08:55 長男が外出。いつものように玄関ドアを施錠

ガチャッ

08:56 ケージを清掃中のカミサンに長男が「行ってきます」と声掛け
08:56 カミサンが「何時に帰るの?」と、質問
08:56 (同) 帰りが夜になることを確認して長男を見送る

「行ってらっしゃ~い♪」

そして・・・ 

ここからです。

09:00  ケージをクリーンアップしたカミサンは家の周りの掃除に着手
09:15  掃除終了。朝ご飯を食べようと玄関に向かう

が・・・

09:16  玄関ドアが開かない

あれ、閉めて出たっけ?

09:16  ポケットを探る。が、鍵も携帯も財布もない
09:17  自分が置かれている状態にやっと気付く

締め出されたのね、ワタシ

09:18  居間以外の部屋の窓鍵を確認・・・どこも戸締り十分
09:19  裏の勝手口に廻る・・・当然、こちらも戸締り十分

唖然。呆然。混乱。錯乱。

家に居るのに家に入れない。
珍しいタイプの “難民” となったカミサン。

さぁ、どうする?

09:21  庭先のサンルームにぶら下る洗濯物用の針金ハンガーに着目
09:24  勝手口に舞い戻り、針金ハンガーの先端を使って鍵穴と対峙

志村けんがやりそうなコントだろ、それ。
開いたら大したものだ、誰でも泥棒になれる。

しばらく格闘するも、そんな技術など有していないことにようやく気付く。

09:28  ガラスを割ってみようかと真剣に考察
09:29  いや、待て。泥棒に間違えられるかもしれない・・・と、翻意

「窓ガラスの修理代」よりも「泥棒と疑われる」方を先に心配するボケぶり

09:35  ほとほと困って隣家に駆け込み、事情を説明
09:37  「2万円くらい掛かったって聞いたことあるけど業者に頼む?」
     と隣家の奥さんが提案

半分、提案に乗りかかる。
アホか!

09:38  「先ず御主人に連絡してみれば?」と隣家の奥さんから助言

が、携帯も無く、番号不明。
電話をお借りし【104】に問い合わせる

09:40  会社の大代表番号に到達
09:41  が、私の所属部門名が思い出せず、電話口で沈黙

どうしよう? どうしよう? 

名前が出ない・・・。

焦る。 焦る。


09:41  以前所属していた部門の名前を必死の思いで捻り出す

昨日のことは直ぐ忘れるのに4年前のことは記憶しているという、
全く使えない能力を他人に披露

が、

部門名称は改称されて現存せず。
真剣に受けてしまった社員を大混乱させる。

09:44  私の職場に電話が転送され、ようやく繋がる

カミサン一人で大興奮! ・・・の状況下、
事情説明が始まる。

受話器の向こう側から伝わる焦りっぷりを暫し楽しんだ。

09:46  「で、分かったけど、俺は何をすればいいの」
09:46  「誰でもいいから、鍵を持ってこれる可能性のある人に連絡してッ!」
09:46  「夕方になれば、おばあちゃん帰ってくるじゃない」
09:46  「ずっと、待ってろって言うの!?」
09:46  「って言うか、誰も動けないでしょ」
09:46  「そんなことどうでもいいから、とにかく早く連絡してッ!」
09:47  嫁いだ長女、外出中の長男にスクランブル発動を要請
09:50  お茶の水にいた長男に連絡がつき、事情を説明
10:47  折り返しUターン帰宅した長男が解錠して一件落着。

「もぉッ! あんたッ!! なんで締めてったのよ!!!」

開放直後、救出者に向かって発した“難民”の第一声はコレだったらしい(笑)



・・・という、平和な午前中。

たった1本の鍵だけで結構楽しめます。




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カミサンが唐突に訊いてきた。


   ・


知床に行った時にいつもお願いしている人たち、何だったっけ?

   は!? pikkiさんのこと?

それは知ってるの、そうじゃなくて・・・。

   あぁ、名前ね。若月さんのこと?

それも知っている。
そうじゃなくて、
ほら、若月さんたちの仕事が思い出せなくてキモチ悪いのよ。

(普通にガイドさんでしょ)

五十代半ばにもなると言葉を簡単に思い出せなくなることが多い。
出てくるまでに結構苦しむのであるが、
カミサンの場合は常にボケそうな匂いがプンプンする。
今回も面白そうだ。
付き合ってみることにした。




インストラクターでいいんだよね?

   違うよ。
   インストラクターは技術を指導してくれる人のこと。
   若月さんたちは案内をしてくれる人で指導はしないでしょ。

じゃ、そもくやさんのカヌーは?

   そりゃ漕ぎ方の簡単なレクチャはするけど、
   つっちーさんはカヌーを使って自然の中を案内してくれる人。
   インストラクターじゃないよ。
   例えばお前がカヌーを単独で操りたいと思った時に
   いろいろと指導してくれるのがインストラクターだよ。

じゃ、ラフティングは?
あれも係の人がいるでしょ。

   あれだって同じ。
   確かにみんなで漕ぐけれど、
   付いてる人は水先案内人みたいなもので
   インストラクターじゃないさ。

そうかぁ・・・。
インストラクターじゃないってことは、う~ん・・・何?


(ネイチャーガイドだよ、ネイチャーガイド。ガ・イ・ド!)


あぁ、言葉が出てこなくてキモチ悪い。
ああいう自然の中で一緒に付いてくれる人の名前、なんだったけかなぁ・・・。

   ほら、ネイチャー何とか・・・だよ。
   ここまで言えばパッと出るだろ。

あっ!

   思い出した?

あれかな? ほら、ほら・・・。

   何?

ほら・・・。

   何?

もしかして、あれじゃない。

   だから、何?    

    ・
    ・
    ・
    ・

シェルパ! でしょ。



脳内の酸素濃度が不足していると思っていたが
う~ん・・・、さすがにカミサンだ。
どうやらすでに高所順応を終えていたようである(笑)








新年度もスタートしましたが、
年度末を含めたこの時期、保育士のカミサンは超繁忙。
忙しさで混乱しているのか、 たびたびのトンチンカン振りで・・・。


※ W=カミサン H=ワタクシ

(スーパーにて)

W: ワタシ、あなたから診察券はもらったっけ?

H: 入って直ぐに渡したじゃん 

W: 見つからないのよ。失くしちゃったのかしら 

H: 診察券の再発行はサービスカウンター。お前、自分で行けよ


(再びスーパーにて)

W: ねぇ、ねぇ、あっちであれが安く売ってたよ

H: あれって何?

W: ほら、ユメピカリ

H: あ、そう。ユメピカリ 安いなら買っておくかぁ



(大腸の内視鏡検査後)

W: 今回は検査で何もなくてよかったわ 

H: やっぱり毎年検査したほうがいいよね 

W: もうお腹の中にピロシキもいないし、ワタシは万全よ

H: ピロシキってガンの原因になるからなぁ。それだけでも安心だろ



(お土産をもらって)

W: 昨日、マルセイユサンドもらってきたのよ

H: テーブルの上にあったやつ? 

W: あれ、●●さんからのお土産

H: マルセイユサンドってことは、

   ●●さん、北海道に行ったんだ?




(自宅の収納を整理中に)

W: ねぇ、正吉の部屋を片付けたから貴方の分を入れておいてね

H: 俺のモノって何かあったっけ?

W: カメラの箱とか整理してよ

H: うん、分かった。正吉のケージの中にしまっておくよ 



レジで「駐車券」と一緒に処方箋がついてきても、

ブランド米の「ゆめぴりか」が小林製薬の商品名っぽくなっても、  

「ピロリ菌」の起源はロシアと教えられても、

「マルセイバターサンド」の六花亭がフランスの会社に変わっても、

息子の達也の部屋が飼い犬に乗っ取られようとも、

こんな些細な間違いはチマチマ指摘する必要もない。

この程度なら傾聴し、何事もなかったように

淡々と会話を進めてあげるのが夫婦の礼儀である。 

夫婦歴31年の積み重ねは伊達じゃなく、

カミサンがどんなにトンチンカンであろうと

コミュニケーションは取れるのだ。


が、しかし・・・


W: 買わなきゃいけないのがあったんだけど、思い出せないのよ

H: 何?

W: あ、そう、そう。フライパンだ!

H: フライパン

W: 違う、違う、フライパンじゃない。 え~っとぉ・・・。

H: 調理器具?

W: 違うの・・・。そうだ、モノサシよ! モノサシ

H: モノサシ??

W: やっぱり違う・・・。モノサシでもない・・・。

H: 何さ?

W: 思い出した!! まな板まな板


フライパン

  ↓

モノサシ

  ↓

まな板


??????????

全く分からない。

この三連鎖はどこで繋がる?



奥深し・・・。

しかも、食品スーパーの店内・・・。

恐るべし・・・。



◆過去の関連記事

「アレ」とか「ドン」とか・・・


以心伝心









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1957/06/07
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東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
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ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

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