2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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2009年6月3日 本編アップ分からの再掲載です。
---------------------------------------------------------------先週土曜日の午後、夫婦喧嘩勃発。
互いに凄い剣幕で応酬。
5段階なら4相当の強レベルだっただろうか。久し振りに激しいバトルだった。
夫婦に限らず二者間のコミュニケーション・トラブルには、
それを引き起こす原則があると思う。
まず、
①何らかの理由でどちらかの機嫌が悪いこと。
そこに、
②言葉の受け取り違いが加わること。
この二つが揃っただけで揉め事は簡単に始まる。
ただ、我々の場合は、より火が点きやすくなっている背景があって、
それは・・・
■カミサン視点に立った場合
原則①に関して、
彼女が機嫌を損ねる要素の大半を私が日常的に作り上げているということ。
これは家事に関する協力度の低さに由来する。
要するに、私は・・・
ガソリンを満載したタンクローリー。しかも、タンクは穴だらけで
あちこちからガソリンが漏れているという状態。(笑)
とは言え、自分としては完全に否定できないので、
この事実だけを指摘された時は素直に謝ることにしている。
逆に、
■自分視点に立った場合
原則②に関して、
相方(カミサン)には軽率な発言が目立ち、本人の真意を伝え難くしている。
正確に伝わらないことですれ違いが始まるのだ。例えば、
・言葉を省く
・過剰、過大に装飾する
・感情的に言葉を吐く
特に過剰装飾された言葉が連発した場合は危ない。
膨らまされた分、受け止めた側(ワタクシ)のはね返り具合も大きくなる訳で、
過去の激しい喧嘩の大半はそこを起点にしていたように思う。
要するに、カミサンは・・・
意味無く無闇に弾を撃ちまくる、天才バカボンの目玉の警官
“ホンカンさん”と同じである、ということ。(笑)
そして、今回も原則どおりだった。
本人は言ったつもりでも、明らかに抜けていた単語があって、
それをキッカケにゴングが鳴った。
3ラウンド分ぐらいに相当する時間を闘っただろうか。
かつては、このレベルの大規模ファイトを繰り広げると
修復するまでにかなりの時間を要した。
丸々二週間、会話を交わさなかったこともあるのです。
が、
近頃はそんなことに時間や労力を費やすのが無意味に思えて、
仮に不本意であっても、なるべく早く停戦を持ちかけるようにしている。
コミュニケーション上の諍い(いさかい)など普通の事、
いや、逆にそうあるべきだと思えば長引かせることそのものが無駄。
とにかく面倒くさくなってくるのである。
これは私だけでなく、カミサンも同じように感じているのではないかと思う。
数時間後、今回もそんなキモチに傾き始める。
そう言えば映画の500円券があったなぁ。
『天使と悪魔』を観に行こうかって言ってたし、
あれ使ってちょっと振ってみるか?
そう思った時、背を向けていたカミサンから
「映画/どうするの/行くの/行かないの/どっちでもいいけど」
顔を反対に向けたまま、背中越しに
極めて紋きり口調の言葉がこちらに投げられた。
言い方が可愛くねえなぁ、と感じつつ、
先に停戦を申し入れてきたことは尊重してあげるか?
そう思って、こちらは
じゃ、行きますか。
と、極めてぶっきら棒に返してあげた。
これをもって、一応停戦である。
同じタイミング、同じ材料を使って関係の修復を考えたこと。
互いに長く時間を重ねてきた結果だと思えば偶然ではないのかもしれない。
ただ、映画の割引券を仲介役に使おうとした理由となると果たしてどうだろうか?
そこにはオトコとオンナの差がくっきりと出ていたように思える。
私は(前述の通り)、単純に面倒くさかったからなのであるが、
カミサンのほうは少しばかり違ったはずだ。
きっと・・・
“券の期限が5月末で、今晩使わないと無駄になる”
・・・絶対にそう計算したんだと思う。(笑)
いずれにせよ、たかだか500円の券2枚に大きなチカラ。
これぞ、プラチナチケット。
そして、トム・ハンクスに感謝。
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日曜日のこと。
最寄のイトーヨーカ堂の駐車場から売り場に向かう道で、
買い物袋を手にした若い母親と三歳ぐらいの男の子が
手を繋いで歩いていた。
手を繋いで歩いていた。
二人はこちらに向かってくる。
母親の顔を見上げて男の子が何か問いかけたようだった。
直後にすれ違ったのだが、
その時、母親の発したやけに生々しい言葉がハッキリ聞き取れた。
その時、母親の発したやけに生々しい言葉がハッキリ聞き取れた。
“ 明日からお父さんは会社に行きませんっ!”
え、えっ、タイヘンじゃない。
ご主人がリストラされちゃったのかぁ・・・?
ご主人がリストラされちゃったのかぁ・・・?
二人が通り過ぎてから瞬間的にそう思った。
それが諦観なのか怒りなのか?
何がそうさせているのか、さばッとした母親の語調は極めてシャープで
何がそうさせているのか、さばッとした母親の語調は極めてシャープで
言葉に潤いは感じられなかった。
可哀想に・・・。
あの可愛い男の子は三歳ぐらいかしら?
小さい子供を抱えてタイヘンだろうなぁ・・・。
リアルな言葉を聞いてしまうと、
会社を辞めざるを得ない一家の大黒柱のことを想像して
会社を辞めざるを得ない一家の大黒柱のことを想像して
どうしても二人が哀れに見えてしまう。
クルマから下りて先んじていたカミサンに信号のところで追いついた。
カミサンは何故かニコニコしていて、後ろを振り返りながらこう言う。
ねぇ、今、すれ違った親子連れの会話が面白かったのよ。
親子連れって、あの二人のこと?
そうよ。チョー面白かったのよ。
面白いなんて酷(ひど)いなぁ。あの二人、明日からタイヘンみたいだぞ。
何が?
旦那がリストラで会社を辞めちゃうみたいなんだ。
それっぽい会話をしていた。
それっぽい会話をしていた。
えっ!? 何かの聞き間違いじゃないの?
いや、明日から会社に行きませんっ!・・・て、確かに言ってた。
おかしいわね・・・
どんな会話をしていた?
どんなって・・・。アッ!
何?
あぁ、そういうことかw
カミサンは何か気付いたようだった。
親子の間ではこんなやりとりがあったらしい。
・
・
子:ねぇ、ママ。ママは、ろくおくえん(6億円)もってるの?
母:持ってませんっ!
子:どうしてもってないの?
母:もってるはずありませんっ!
子:どうして?
母:あったらこんなところに住んでませんっ!
子:おかねはないの?
母:持ってたらヨーカ堂の袋なんか下げてませんっ!
子:おかねはあるの?
母:あったらこんな服は着てませんっ!
どうやら私は、この流れの延長で
“ (6億円持ってたら)明日からお父さんは会社に行きませんっ!”
という、母親のセリフを耳にしたことが分った。(笑)
建屋の角に宝くじ売り場があり、
男の子は繰り返し流されるアナウンスで「6億円」をすり込まれ、
素直な気持ちから母親に質問したのだろう。
男の子は繰り返し流されるアナウンスで「6億円」をすり込まれ、
素直な気持ちから母親に質問したのだろう。
先走り、要らぬ受け止め方をしてしまった自分を笑ったが、
それ以上に、的確で分りやすい母親の回答表現に大笑い。
結婚した1982年以来、
ホンダ・シビック 1.2L
↓
トヨタ・カローラFX 1.5L
↓
ミツビシ・ギャラン 1.8L
↓
ミツビシ・ギャラン V6 2.0L
↓
ミツビシ・ディアマンテ V6 2.5L
↓
トヨタ・ウイッシュ 2.0L
↓
トヨタ・ウイッシュ 2.0L
と、乗り継いで、今度のAQUAは8台目。
初めてハイブリッド(=【HV】)車を購入した。
ディアマンテに乗っていた時期に腰を痛めてしまい、
ゴルフに出掛けることがなくなった。
併せて、子供たちの成長が家族単位のロングドライブを減らし、
クルマは下駄代わりに近い使い方へと変化した。
今回下取りに出した二代目のウイッシュは
二年間で6,300キロしか走っていない。
その前のウイッシュも8,000キロ強で入れ替えた。
最早クルマなど不要とも思える使用状況だが、
高齢で歩行が不自由な母親の 「足」 が必要なことと、
何よりも、先ず自分の “おもちゃ” が欲しいので
やっぱりクルマとは縁が切れない。
でも、
三列目はもちろん、
二列目シートだって滅多に使うことがないし、
もうコンパクトカーで充分だなぁ・・・。
そんな気持ちになっていたところ、
11月に旧車の点検でディーラーに出向いた際、
AQUAの情報を知り、その場で直ぐに予約してしまった。
多分に衝動買い的ではあったが、
実車はおろか、その時点でパンフレットさえ出来上がっていない、
発売前のクルマの購入を即決した理由はちゃんとある。
・
今、ガソリンを使うクルマで一番燃費が良いのは
プリウス・プラグインハイブリッド(=【PHV】)の
61km/1L<JC08モード>です。
AQUAは 35.4km/1L<JC08モード>なので差はありますが、
外部電源からのチャージを使わない、
純然たるガソリン車ではAQUAが世界で一番燃費の良いクルマになります。
ただ、私の場合は低燃費の恩恵を受けるほど距離を走らないので、
惹かれたのは経済的効果ではなく排出ガスとCO2の削減です。
ならば、電気自動車(=【EV】)や【PHV】を買えば?・・・と、なるが
【EV】は、航続距離とチャージ環境で未だ尚早。
【PHV】は、距離を走らない自分の場合、
恐らく給油が一年に一度あるかないか?
燃費が良すぎて逆にガソリンを腐らせてしまうことになる。
購入価格に目を向けると、
AQUAは【HV】でありながら低価格・・・と言われている。
が、実のところ、装備は概ねメーカーオプション設定になっており、
今まで乗っていたクルマと同等にしようと考えると
金額は跳ね上がり、決して安くない買い物になる。
実際、今回の購入金額なら車格が上位のプリウスを買えてしまう。
でも、プリウスじゃなくてAQUAが欲しかった。
・
自分の中ではクルマに求める価値観が変わりました。
歳をとったせいだろうか?
社会的にも貢献できて、取り回しの良い小さなクルマで
楽チンな運転をしたくなったようです。
奇しくも昨年、トヨタの企業スローガンが
以前の「FUN TO DRIVE」から「FUN TO DRIVE,AGAIN.」 に変わっている。
新車登録の5台に1台がハイブリッド車の時代。
あぁ、このスローガン、なるほどね・・・です。
これからは、エンジンを回すことではなく、
走りながらバッテリーをチャージすることに
ドライブの楽しさを見つけるようになっていくはずだ。
納車後に少し走らせてみて、そんなことを思った。
エンジンでなくモーターで走っている時は、本当に快感を覚えます。
キモチいい!
56's profile
HN:
Goro
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/07
自己紹介:
東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
56's hobby 【Guitar】
ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。
56’s theater
*******工事中*******
趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。