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17日に取りに行けるんですが、
その日は予約可能ですか?
調べますのでちょっとお待ちください。
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淡々とやりとりしてるけど、
サンダル履きで買いに行くわけじゃないぞ。
よく考えるとコレってヘンな電話になってるなぁ・・・。
「エゾアムプリン」という知る人ぞ知る
重量1キロの焼きプリンがあります。
1日に作られるのは18台のみ。
入手するにはかなりハードルが高い品物です。
そして、ハードルを高くしているもう一つの理由。
このプリンを作っている「エゾアムプリン製造所」は
北海道にあるのです。
所在地:北海道富良野市平沢の丘の上
電話の相手は北海道の富良野、
しかも市街地から車で30分のところの丘にあるお店。
目と鼻の先にある近所の店とは違うのだ(笑)
先日、職場の部下からこのプリンの存在を知らされた。
調べてみたところ、
18台のうち半分は道内向け、もう半分は道外分として
完全予約制で注文を受けているとのこと。
ちなみにHPの情報では、現在の引渡し可能日が
製造所直売/7月中旬
だそうです。
食べログの情報は、
と、表示されています。
凄いことになってたんですね。
若干落ち着いた感じなのでしょうか。
肝心なお味は?というと、
たまご・生乳・生クリーム・てんさい糖・わき水
道産素材100%の完全ハンドメイド。
購入後、プリンは日を追うごとに熟成し
日々、味と食感が変化していくという。
詳しく知るにつれ興味が高まる。
スイーツ好きとしては当然入手したくなるでしょ。
運よく、来週は北海道旅行。
しかも、17日はエゾアムプリン製造所のすぐ近くを通る旅程。
目に見えない強い引きを感じる。
で、冒頭の電話となったわけですが・・・
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お待たせしました。
17日は注文お受けできます。
だそうです。
おぉ、ラッキー!!!
道内を保冷しながら周るのはちとキツイ。
引き取った後、チルドで自宅送りの手配をすることにした。
旅行の前準備で現地のヤマトの所在地を調べたのは初めてだワ(笑)
待ってろよエゾアムプリン!
母親は91歳で現在の介護レベルは「4」です。
87歳の時に大腿骨骨折で身体機能が低下したことから介護が必要になり、
時を追うごとに認知症の程度も徐々に進んでいる感はありますが、
二人のやりとりが母親の部屋から聞こえてきます。
幾つかのことを教えた後、カミサンの説明はリモコンに移った。
辛うじて二つだけは操作が可能です。
一つはテレビ用。
それと、もう一つは照明用。
おばあちゃん、これが蛍光灯のリモコンだよ。
この「ヤノ電機」かい?
えっ!?
何?「ヤノ電機」って?
「部屋の電気」だよ。
この「ヤノ電機」のスイッチのことかい?
違うよ。
「へやのでんき」
この「ヤノ電機」のことかい?
違うよぉ~。
「部屋の電気」だよ。
へ ・ や ・ の ・ で ・ ん ・ き !
カミサンが声に出した「部屋の電気」の最初の『へ』の音が聞き取れず、
理由はよく分からないが、
カミサンの「部屋の電気」と母親の「ヤノ電機」の応酬が何度か続き、
腹を抱えて笑っているところにカミサンが戻ってきた。
マジに面白過ぎるんだけど(笑)
さぁ?
ちょっと気になったので母親のところに行ってみた。
おばあちゃん、電気のスイッチ大丈夫だよね?
この「ヤノ電機」のことかい?
むむむ・・・。
やっぱり「ヤノ電機」である。
母親の近くに置いてあったリモコンを手に取ってみて
カミサンが唐突に訊いてきた。
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知床に行った時にいつもお願いしている人たち、何だったっけ?
は!? pikkiさんのこと?
それは知ってるの、そうじゃなくて・・・。
あぁ、名前ね。若月さんのこと?
それも知っている。
そうじゃなくて、
ほら、若月さんたちの仕事が思い出せなくてキモチ悪いのよ。
(普通にガイドさんでしょ)
五十代半ばにもなると言葉を簡単に思い出せなくなることが多い。
出てくるまでに結構苦しむのであるが、
カミサンの場合は常にボケそうな匂いがプンプンする。
今回も面白そうだ。
付き合ってみることにした。
インストラクターでいいんだよね?
違うよ。
インストラクターは技術を指導してくれる人のこと。
若月さんたちは案内をしてくれる人で指導はしないでしょ。
じゃ、そもくやさんのカヌーは?
そりゃ漕ぎ方の簡単なレクチャはするけど、
つっちーさんはカヌーを使って自然の中を案内してくれる人。
インストラクターじゃないよ。
例えばお前がカヌーを単独で操りたいと思った時に
いろいろと指導してくれるのがインストラクターだよ。
じゃ、ラフティングは?
あれも係の人がいるでしょ。
あれだって同じ。
確かにみんなで漕ぐけれど、
付いてる人は水先案内人みたいなもので
インストラクターじゃないさ。
そうかぁ・・・。
インストラクターじゃないってことは、う~ん・・・何?
(ネイチャーガイドだよ、ネイチャーガイド。ガ・イ・ド!)
あぁ、言葉が出てこなくてキモチ悪い。
ああいう自然の中で一緒に付いてくれる人の名前、なんだったけかなぁ・・・。
ほら、ネイチャー何とか・・・だよ。
ここまで言えばパッと出るだろ。
あっ!
思い出した?
あれかな? ほら、ほら・・・。
何?
ほら・・・。
何?
もしかして、あれじゃない。
だから、何?
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シェルパ! でしょ。
脳内の酸素濃度が不足していると思っていたが
う~ん・・・、さすがにカミサンだ。
どうやらすでに高所順応を終えていたようである(笑)