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京都の保育園で四歳の男の子が水深20cmのプールで
浮いている状態で見つかり、結局亡くなったというニュース。
お子さん自身に何らかの発症があり、
それが起点になって事故に繋がったのでしょうか?
相方が保育士なのでこういった出来事がとても気になります。
現在、カミサンが勤務している保育園でも
同じタイプの簡易プールを使用しているそうです。
ニュースの情報では30人の園児が利用中の事故とのこと。
カミサンのクラスは園児が28名なのでほぼ同じ状況ですが、
半分ずつ二組に分けて利用しているようです。
今回の事故で保育士が何人付いていたか分かりませんが、
同時に利用していた人数が30人というのは
もしかするとちょっと多いのかもしれません。
仮に、亡くなった園児に由来する要素が直接の原因だとして、
更に、30人が妥当な管理可能人数で
保育園側に瑕疵が生じないとされても、
その時に付いていた保育士はこれからずっと後悔するでしょうね。
預けた親御さん側、それを受けた保育園側、どちらにとっても悲劇です。
水深がたった20cmのプールでもこういった事故は起こりえる。
幼児を預ける親と保育士はそれを前提に構えなければいけない。
以前、カミサンが別の保育園に勤務していた時に
今回と同じ結末になりかねなかったアクシデントが
実際にあったそうです。
・
その日、次にプールを利用するためにホールで
受け持ちの園児を着替えさせていたところ、
プールのほうが急に騒がしくなった。
プールを利用していたある園児が呼吸停止に陥ったのです。
保育士が救命処置を施したところ、
大量に水を吐き出して呼吸復活。
すぐに救急搬送されましたが、
幸い大事に至らず園児には後遺症も残りませんでした。
このアクシデントが起こった時の状況は・・・
今回同様、水深の浅いプール。
園児は面かぶりでけのびをして普通に遊んでいました。
少し経った頃、保育士は面かぶりしたままの形で
前にさほど進んでいない園児に気付きました。
異変を感じ、水に浮かんでいる状態の園児を確かめにいくと
すでに呼吸停止の状態だったそうです。
よく気付いたと思いますよ。
どうしてこんな状況になったのでしょうか?
理由はありました。
園児はその前夜、自宅でひきつけて高熱を出しています。
9度5分もあったそうです。
翌朝、それなりに熱は下がっていたのでしょう。
当日の連絡帳に記載されていた体温は適正範囲。
ここまではよくあることです。
ただし、前夜のひきつけに関しては何も書かれていない。
受け渡しの際にも保護者はそれに触れていない。
そのくせ、「プール利用」にはしっかりと丸をつけていたそうです。
園児はプールに入って再びひきつけたのでしょう。
アクシデント直後の検温では8度5分。
翌日、園児は元気に登園。
ところが、連絡帳を見た保育士は絶句します。
なぜならば、この日も「プール利用」に
しっかりと丸がついていたからです。
当然、保育園ではその園児を以降一週間プールに入れませんでした。
保育園には何かにつけ口うるさく注文をつけていたという
某広告代理店勤務の父親と小学校教諭の母親。
主張はするが受け入れ側には情報を提供せず預けっぱなし。
最後、悲しい目に遭うのは子どもですよ。
子どもの命を何だと思っているんでしょうかね。
事が起こるなんて信じられない環境でも
情報提供を怠ればあっさりと事故は起きる。
保育に欠ける状況を埋めるのが保育サービスですが、
同時にそれは子どもの命を預けるということ。
24時間子どもを見守るには
親にもそれなりの意識と覚悟が必要なんです。
主張の強い親ほど肝心なところが抜けがち、
ということが言いたくてつらつらと・・・。
※ニュースの事故を同様に想定した記事ではありません。