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2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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先月の北海道旅行で屈斜路湖~釧路川源流部のカヌーを楽しみましたが、
ガイドして頂いたSOMOKUYAの“つっちー”さんとは、
その後、facebookでも交流させて頂いています。
その“つっちー”さんがアップされた記事の中で
最近、興味を惹かれたものがありました。

それは、

お子様二人(小三のご長男・小一のご長女)が
「アドベンチャーツーリング」に参加するので、
その(準備の)総仕上げとして屈斜路湖周辺を三人でツーリングした

・・・という内容の記事。

また、SOMOKUYAさんの(こちらは奥様が書かれた)ブログでも
「アドベンチャーツーリング」に関連する記事がアップされたことで、
果たしてアドベンチャーツーリングとは何ぞや?・・・と、
個人的に関心が深まった次第。

で、 検索してみたところ、

弟子屈(てしかが)町のネット版広報が引っ掛かり、それは 

元気いっぱい!僕らの旅! アドベンチャーツーリング

という、「弟子屈町未来子ども協議会」が主催する
地元の小学生向けのイベントであることが分かった。
ひと通り読んでみて、率直に

「意義のある凄い企画だなぁ」と、思いました。

捉え方が間違っていなければ、
イベントの内容はこんな感じかと思います。

・自転車のツーリングで参加者は小学生限定 
・250~300キロの距離を一週間程度で走破
・宿泊は野営。テントの設営然り、食事も炭おこしから全て自分たちで完結
・コース決め、日々の計画も参加者主体でプランニング
・リーダーを置いたグループ行動が基本 
・事前の集まり、トレーニングに全出席できることが参加を希望する場合の条件

これだけの要素を含むので、勿論スタッフサポートはあるようですが、
ただし、それは最低限の関与であり、行動主体は全て参加する子どもたち自身。
加えて、300キロの道のりは平坦に非ず、実際の走行では峠越えもある。
雨が降っても、毎日自分たちの作った計画通り実行しなければいけない。 
ちなみに2011年のコースでは津別峠越えもあったようですが、
津別峠って、私らが車で登って眼下の雲海を眺めたところなのですよ(^^;)

小学生にとっては滅茶苦茶ハードな内容です。
低学年、殊に入学して半年に満たない一年生なんて
途中で心細くなって泣いちゃうと思います。

でも、ゴール後には量りしれないものを得ることが出来るはず。
そこには、教科書や教材では積み上げられない 
とてつもなく大きな学びがあるのではないでしょうか。

町の広報(PDF)を読んで、
企画の成り立ちと主旨に感心し、小学生のチカラに感嘆し、 
小学生の成長振りに感動しました。 

本番当日「行ってらっしゃい」と言って笑顔で送り出し、
心配しながら帰りを待つ親御さんがいて、
団体行動の中で葛藤し、時には泣きながら
目標達成に向けて一生懸命に頑張る子供がいる。

同じことを都会で敢行するのは物理的に無理ですが、 
仮に出来たとしても、最近、都会に多く棲みつくようになった
モンスターペアレントには絶対分からないし、
どこまで行っても届かない世界だろうと思います。

地域が人を作り、人が地域を作る。

PTAの本来の活動って、こうあるべきだなぁとも感じます。 
「防犯パトロール」や「防犯MAP作り」を否定はしないけれど、
それよりも子供の成長には、やっぱり「峠越え」のほうが有効でしょ。

   ・

面識はありませんが、“つっちー”さんのお子さん二人、
殊に一年生のご長女、ハナちゃんには無事にフィニッシュして欲しい。
ちょっと前までは保育園に通っていた子が
とてつもなく凄いことに挑戦しているのですよ。
その場にいたら、他人であってもウルウルきちゃうだろう。
おじさんは確実に泣いちゃいます(笑)


弟子屈町のこの企画。
参加する子供も家族も、推進する大人も皆んな素晴らしいです。


※弟子屈町の広報(PDF)はコチラ。スマホだとちょっと重いかも。

・2012年の記事 
https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/02sougou/40kouhou/1210/files/2012-10.pdf

・2011年の記事 
https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/02sougou/40kouhou/1110/files/2011-10.pdf






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1957/06/07
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東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
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ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

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