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この夏、当家建屋の周りでアリが大発生。
先日、薬を撒いて退治したはずでしたが、
不完全だったのか最近再び出現してきました。
正吉のケージにも入り込んでいたようで、
時々ガフッ、ガフッと苦しそうにしていたのは
もしかするとアリの仕業だったのかもしれません。
昨日、カミサンは夏休みだったがこれといった予定もなし。
終日在宅だったのでアリ退治に励んだらしい。
私が帰宅すると「待ってました」とばかりに話を始めた。
その様子を表現するとこんな感じになる。
・
ありさんはすごいです。
たいじするエサをおいたら、あっというまにあつまってきました。
そして、きいろいエサがすぐになくなってしまいました。
ありさんはエサを「す」のほうにはこぶと、
それをおいてまたエサのほうにもどっていきます。
いっしょうけんめいはこぶありさんはすごいとおもいました。
それと、ありさんは「す」のなかにじぶんではエサをはこびません。
はこぶかかりのありはきまっているようで、
しごとをわけているのもすごいとおもいました。
きっと、「す」のなかには
しじをするえらいありさんがいるのだとおもいました。
おわり。
・
カミサンは小学生のように目をキラキラさせ、
昼間に見たアリの行動の一部始終を伝えてくれた。(笑)
「じゃ、そのディレクター役のアリを見つけて始末出来れば
一気に解決だねぇ。探してみなよ」
そう言って冗談を投げてみた。
すると、カミサンは
「どうやって探したらいいんだろう?」と怪訝(けげん)な表情を見せる。
おい、おい・・・。(笑)
よほど気になるのか懐中電灯を持って夜間観察にも出ていたし
アリにはかなり興味を惹かれているようだ。
夏休みの研究課題。
果たして観察日記は続くのだろうか?
ありがたや、平和な夏休み。
2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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2010年8月23日 本編アップ分からの再掲載です。
---------------------------------------------------------------帰宅途中にカミサンからメールが届いた。
今日は疲れたから外食にします。
クルマで出るから、駅に着く時間が分かったら教えて。
私鉄に乗り換える手間が省けるので私は助かります。
到着予想時間を伝え、駅まで迎えにきてもらうことにしました。
が、
ピックアップしてもらうはずの場所に行くとクルマが見えない。
涼しい駅ビルの地下で待ちましょ、と移動している途中で
携帯が鳴った。
『クルマがおかしいよ。エンジン掛からない。
ボタン押しても掛からない』
ウチの車はスマートキー仕様なので、
ボタンを押せばエンジンが掛かります。
「ランプが点いてるボタンを押してる?」
『分かってるよ』
「しっかり押してる?」
『ずっと押し続けても掛からない』
「ちゃんとブレーキ踏んでから押してる?」
『ブレーキ踏んでるよ。でも掛からない。
これ、バッテリーのせいじゃないの?』
「クラクションは鳴る?」
『鳴ってるよ』
「じゃ、バッテリーじゃないよ。キーの電池切れかもしれないから、
スペアキーでもう一回試してみて」
『分かった。一旦切るね』
・
・
・
『ねぇ、やっぱり掛からないよ』
「おかしいなぁ。じゃ、いいよ、とりあえず家に帰るから」
意味不明の車の故障って気になるじゃないですか。
結局タクシーを拾って帰ることにした。
でも、駅からだと1,200円ぐらい掛かるのです。
勿体無いなぁと思いつつ、乗り込みました。
タクシーが走り出してから、もう一度考えてみた。
やっぱり変だ。
買い換えて一年経ってないし、クルマは大丈夫な気がする。
普通に考えれば、おかしいのはカミサンの方じゃないのか?
っていうか、カミサンに決まってるだろ。
確か、『ランプが付いてる、このランプ何? 何? 何?』 とか
電話の向こうでパニクってたなぁ。
アッ!
エンジンが掛からなかった理由は
多分・・・
そう思った瞬間、携帯が鳴った。
『エンジン掛かったよ。今から行くから』
「遅いよ。もう、タクシーに乗っちゃったって」
多分・・・だ。
何故エンジンが掛からなかったのか、「・・・」のところの
予測はついていた。100%間違いない、あれだ。確信。
車で其処(そこ)まで来るように伝えて、途中でタクシーを降りた。
程なくカミサンが到着。
『やっぱりカギを回して掛ける方がいい。
この、クルマ分からないから嫌い』
「そんなこたぁどうでもいいから、何でエンジンが掛かったか教えろ」
『別にいいじゃない、掛かったんだから』
「いいから言ってみ」
・
・
mute
・
・
「じゃ、代わりに言ってあげようか。お前が押し続けたボタンで
エンジンを掛けられる人間は世界中探しても絶対にいない」
『うるさいッ! 何だって言うのよ』
「ドアミラーのボタンを押してただろう」
『だから、何よ』
「“ランプが点いてるボタン押してる?”って訊いた時
分かってるって言ってたじゃないか。それに、このクルマは
もう何度も運転してるじゃん」
『暗くて見えないし、焦ってたんだからしょうがないでしょ』
「ここまでのタクシー代、返せ」
『いいでしょう、迎えに来てあげたんだから』
「エンジンなんて掛かるはずの無いドアミラーの
ボタンを必死に押し続けてたんだ。
その馬鹿っぷりに免じて今回は特別に許してやる」
実際、電話の向こうから聞こえてくる様子は
墜落間際のコックピットみたいだったのです。
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2005年8月12日 本編アップ分からの再掲載。
『あっ、忘れた』
週末の買い物でスーパーの駐車場を出た直後のこと。
週末の買い物でスーパーの駐車場を出た直後のこと。
何かを思い出したらしく、カミサンが言葉を発した。
以下、その後に続いた会話。
※ W=カミサン H=ワタクシ
以下、その後に続いた会話。
※ W=カミサン H=ワタクシ
H: 何を忘れたの?
W: アレよ、アレ。ほら。アレ買うの忘れちゃった。
H: アレ、アレって、アレが何か分らないけど、
そのアレはどうするの? スーパーに戻る?
W: いや、いいわ。
H: 戻ればすぐだよ。買っちゃえばいいじゃん。
W: ここじゃダメなのよ。最近、買う店が決まってるのよ。
H: じゃ、そこに行こうか?
W: え~っとぉ・・・。何だったっけ?
(ちょっと言葉を挟んだだけで簡単に記憶がとんでしまう)
H: いったい何買うの?
W: だから、アレよ・・・。そうっ! クリーム、クリームよ。
H: クリーム!?
W: じゃない・・・。違う、違う。
H: お前、大丈夫?
W: 思い出した! 柔軟剤だっ! そう、そう、柔軟剤!
ダウニー、ダウニー! ダウニーが超安いのよ。
(ダウニーが超安い・・・と聞いて私は店を特定できているのだが、
言ってる本人がボケてる感じなので少し遊んでみることにした)
(ダウニーが超安い・・・と聞いて私は店を特定できているのだが、
言ってる本人がボケてる感じなので少し遊んでみることにした)
H: で、どこで買うの?
W: ほら、え~っとぉ・・・。アレよ、アレ、ほら・・・。
(案の定ボケてる)
H: どこさ?
W: えぇっとぉ・・・。
そう! びっくりドンキーで買うって決めてるのよ。
(予想どおりの展開)
H: それ、ファミレスだよ。
W: あ、違う、違う。アレ、ほら、ほら、え~っとぉ・・・。
アレ、アレ。そうっ! ドンキーコング!!
H: それはゲームだろ。
W: 違う、違う。ほら、ほら、え~っとぉ・・・。
イヤだわぁ、最近、ホントに思い出せない。
アレ、アレ、アレよ。えぇっとぉ、え~っとおぉ・・・。
H: 早くしろよ。
W: ちょっと待ってよ。
アレ、アレ、アレよ。えぇっとぉ、え~っとおぉ・・・。
H: 早くしろよ。
W: ちょっと待ってよ。
H: ドンタコスか?
W: 違う、違う。
H: ドンキーカルテットか?
W: 違う、違う。そんなんじゃない。
ややこしくなってるんだから、ヘンテコな名前を出さないでッ!
H: クルマの行き先はどうするんだよ?
このまま走って後で戻るの面倒だから早く思い出せよ。
W: えぇっとぉ~・・・。えっとぉ~・・・。
あっ、分ったぁ~っ!! ドンキホーテ!
ドンキ! ドンキ!
H: どうする? 行く? 行かない?
W: 行ってくれる?
H: しょうがないなぁ、行ってやるよ。
と、言ってあげたが・・・
カミサンがドンキを思い出す以前に、
すでにクルマはそっち目掛けて進んでおるのです。
56's profile
HN:
Goro
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/07
自己紹介:
東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
56's hobby 【Guitar】
ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。
56’s theater
*******工事中*******
趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。