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先日の旅行の余談です。
トイレ休憩で立ち寄った「知床自然センター」の出入り口に
このような掲示がありました。
「一度でいいから、連絡できるような場面に出くわしてみたいものだよね」
カミサンとそんな冗談を交わしてセンターを出た後、
ウトロの市街地方面にクルマを走らせて直ぐのことです。
突然、助手席のカミサンが叫びました。
「クマ! クマ! クマ~ッ!」
先ほど見た掲示の状況が、いきなり目の前に現われました。(笑)
今回で知床は六度目ですが、これほど近い距離でヒグマを見たのは初めて。
至って普通の道路脇の斜面。エゾ鹿ならそれなりに見かけるような、
ヒグマとの遭遇ということでは確率が低いと思われる場所です。
クルマを停め、急いでカメラを取り出しました。
熊までの距離は30メートルぐらいだったと思います。
山に戻ってしまう前に撮らなきゃ・・・と、焦ってレンズを向けましたが
設定が不調でシャッターが切れません。
茂みで薄暗かったため、慌ててISO感度をMAXにして絞り開放。
望遠ズームのテレ端でやっとこさ二枚撮りました。
こうして写真を見る限り、個体は子熊のようなので、
あの時、すぐ近くにはもっと大きな母熊が潜んでいたはずです。
今回のカミサンには感心。
薄暗い場所にもかかわらず、走るクルマの中からよく発見したなぁ、と思う。
以前、山梨県にはいるはずもない水牛を見つける? という大ボケを
かましてくれましたが、あの時とは大違いです。(笑)
が、
たまたま自然センターの車が通り掛かり、
降車して熊の動向を確かめていた職員さんが、
熊のほうにちょっと近づき過ぎたカミサンを見つけました。
『危ないから車の中に入ってください』
と、職員さんからきっちり注意されたカミサンは、
「すみません・・・」
と、身を縮め、カメラを隠すようにしてクルマに戻りました。
結局、発見者本人はブレブレの山林の写真を一枚だけ撮って終了。
「私が最初に見つけたのに・・・」
グッジョブ!(笑)
週末の買い物でスーパーの駐車場を出た直後のこと。
以下、その後に続いた会話。
※ W=カミサン H=ワタクシ
H: 何を忘れたの?
W: アレよ、アレ。ほら。アレ買うの忘れちゃった。
H: アレ、アレって、アレが何か分らないけど、
そのアレはどうするの? スーパーに戻る?
W: いや、いいわ。
H: 戻ればすぐだよ。買っちゃえばいいじゃん。
W: ここじゃダメなのよ。最近、買う店が決まってるのよ。
H: じゃ、そこに行こうか?
W: え~っとぉ・・・。何だったっけ?
(ちょっと言葉を挟んだだけで簡単に記憶がとんでしまう)
H: いったい何買うの?
W: だから、アレよ・・・。そうっ! クリーム、クリームよ。
W: じゃない・・・。違う、違う。
(ダウニーが超安い・・・と聞いて私は店を特定できているのだが、
言ってる本人がボケてる感じなので少し遊んでみることにした)
H: で、どこで買うの?
W: ほら、え~っとぉ・・・。アレよ、アレ、ほら・・・。
(案の定ボケてる)
H: どこさ?
W: えぇっとぉ・・・。
そう! びっくりドンキーで買うって決めてるのよ。
(予想どおりの展開)
H: それ、ファミレスだよ。
W: あ、違う、違う。アレ、ほら、ほら、え~っとぉ・・・。
アレ、アレ。そうっ! ドンキーコング!!
H: それはゲームだろ。
W: 違う、違う。ほら、ほら、え~っとぉ・・・。
アレ、アレ、アレよ。えぇっとぉ、え~っとおぉ・・・。
H: 早くしろよ。
W: ちょっと待ってよ。
H: ドンタコスか?
W: 違う、違う。
H: ドンキーカルテットか?
W: 違う、違う。そんなんじゃない。
H: クルマの行き先はどうするんだよ?
このまま走って後で戻るの面倒だから早く思い出せよ。
W: えぇっとぉ~・・・。えっとぉ~・・・。
あっ、分ったぁ~っ!! ドンキホーテ!
ドンキ! ドンキ!
H: どうする? 行く? 行かない?
W: 行ってくれる?
H: しょうがないなぁ、行ってやるよ。
と、言ってあげたが・・・
カミサンがドンキを思い出す以前に、
すでにクルマはそっち目掛けて進んでおるのです。