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先日の旅行の余談です。


トイレ休憩で立ち寄った「知床自然センター」の出入り口に
このような掲示がありました。

23923d89.jpeg

「一度でいいから、連絡できるような場面に出くわしてみたいものだよね」

カミサンとそんな冗談を交わしてセンターを出た後、
ウトロの市街地方面にクルマを走らせて直ぐのことです。
突然、助手席のカミサンが叫びました。

「クマ! クマ! クマ~ッ!」

先ほど見た掲示の状況が、いきなり目の前に現われました。(笑)
今回で知床は六度目ですが、これほど近い距離でヒグマを見たのは初めて。
至って普通の道路脇の斜面。エゾ鹿ならそれなりに見かけるような、
ヒグマとの遭遇ということでは確率が低いと思われる場所です。

クルマを停め、急いでカメラを取り出しました。
熊までの距離は30メートルぐらいだったと思います。
山に戻ってしまう前に撮らなきゃ・・・と、焦ってレンズを向けましたが
設定が不調でシャッターが切れません。
茂みで薄暗かったため、慌ててISO感度をMAXにして絞り開放。
望遠ズームのテレ端でやっとこさ二枚撮りました。

35b.JPG

36b.JPG

こうして写真を見る限り、個体は子熊のようなので、
あの時、すぐ近くにはもっと大きな母熊が潜んでいたはずです。

今回のカミサンには感心。
薄暗い場所にもかかわらず、走るクルマの中からよく発見したなぁ、と思う。
以前、山梨県にはいるはずもない水牛を見つける? という大ボケを
かましてくれました
が、あの時とは大違いです。(笑)

が、

たまたま自然センターの車が通り掛かり、
降車して熊の動向を確かめていた職員さんが、
熊のほうにちょっと近づき過ぎたカミサンを見つけました。

『危ないから車の中に入ってください』

と、職員さんからきっちり注意されたカミサンは、

「すみません・・・」

と、身を縮め、カメラを隠すようにしてクルマに戻りました。
結局、発見者本人はブレブレの山林の写真を一枚だけ撮って終了。

「私が最初に見つけたのに・・・」

グッジョブ!(笑)



 

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『あっ、忘れた』

週末の買い物でスーパーの駐車場を出た直後のこと。
何かを思い出したらしく、カミサンが言葉を発した。

以下、その後に続いた会話。

 
※ W=カミサン H=ワタクシ  


H: 何を忘れたの?

W: アレよ、アレ。ほら。アレ買うの忘れちゃった。

H: アレ、アレって、アレが何か分らないけど、

   そのアレはどうするの? スーパーに戻る? 

W: いや、いいわ。

H: 戻ればすぐだよ。買っちゃえばいいじゃん。

W: ここじゃダメなのよ。最近、買う店が決まってるのよ。

H: じゃ、そこに行こうか?

W: え~っとぉ・・・。何だったっけ?

(ちょっと言葉を挟んだだけで簡単に記憶がとんでしまう)

H: いったい何買うの?   

W: だから、アレよ・・・。そうっ! クリーム、クリームよ。
 
H: クリーム!?

W: じゃない・・・。違う、違う。
 
H: お前、大丈夫?
 
W: 思い出した! 柔軟剤だっ! そう、そう、柔軟剤! 
   ダウニー、ダウニー! ダウニーが超安いのよ。

(ダウニーが超安い・・・と聞いて私は店を特定できているのだが、
言ってる本人がボケてる感じなので少し遊んでみることにした)

H: で、どこで買うの?

W: ほら、え~っとぉ・・・。アレよ、アレ、ほら・・・。

(案の定ボケてる)

H: どこさ?

W: えぇっとぉ・・・。
   そう! びっくりドンキーで買うって決めてるのよ。

(予想どおりの展開)

H: それ、ファミレスだよ。

W: あ、違う、違う。アレ、ほら、ほら、え~っとぉ・・・。
   アレ、アレ。そうっ! ドンキーコング!!

H: それはゲームだろ。

W: 違う、違う。ほら、ほら、え~っとぉ・・・。
   イヤだわぁ、最近、ホントに思い出せない。
   アレ、アレ、アレよ。えぇっとぉ、え~っとおぉ・・・。

H: 早くしろよ。

W: ちょっと待ってよ。

H: ドンタコスか?

W: 違う、違う。

H: ドンキーカルテットか?

W: 違う、違う。そんなんじゃない。
   ややこしくなってるんだから、ヘンテコな名前を出さないでッ!

H: クルマの行き先はどうするんだよ? 
   このまま走って後で戻るの面倒だから早く思い出せよ。

W: えぇっとぉ~・・・。えっとぉ~・・・。
   あっ、分ったぁ~っ!! ドンキホーテ! 
   ドンキ! ドンキ!

H: どうする? 行く? 行かない?

W: 行ってくれる?

H: しょうがないなぁ、行ってやるよ。


と、言ってあげたが・・・

カミサンがドンキを思い出す以前に、
すでにクルマはそっち目掛けて進んでおるのです。


 

 
 
“ ゆとり教育 ” で育った人たちが会社員となって社会に出始めており、
朝のテレビで、それに関連する新聞記事を紹介していた。
彼らの特徴や傾向を解説していたのだが、
それを知ったところで特に役立つワケでもなし、
そもそも、“ ゆとり世代 ” なるものに興味も無いので、
出勤の身支度に忙しい私は真剣に見ていなかった。
朝のサラリーマンには “ ゆとり世代 ” よりも
画面の時刻表示の方が重要に決まっている。
 
が、ひとつ。
 
ある特徴だけ、印象的に聞きとめた。
どうやら、彼らは「コストパフォーマンス」を重視し、
お得感のある消費に敏感らしいのだ。
それを耳にして大いに納得してしまったのである。
 
『 コスパ!? やっぱり!』 
 
   ・
 
自分には子供が三人いるが、下の二人は “ ゆとり世代 ” にあたる。
そして長男は、今、正にテレビで解説されている対象の若者である。
 
その長男が小学校五年生の時、「自分が、大事だとか大切だとか
思うこと(もの)を色紙に表現しなさい」という国語の授業があった。
このお題に対し、普通の小学生なら 『両親』 とか 『友情』 とか 『平和』、
今だったら 『自然』 などと書くのだろう。
が、当時、長男が魂をもってしたためたのはコレである。
 
248898_121873447898664_5232893_n.jpg
 
渾身の一筆。
 
“ ゆとり教育 ” は、正確には長男が中学生になってから始まっている。
が、本人はすでに五年生の時点で「コスパ重視」を主張していた。
文部省に先んじ、生活に直結した “ ゆとり教育 ” を
家庭内で施していたことの証明である。
 
・・・そんなワケない。(笑)
 
この色紙、家宝となっております。
 
 
 
56's profile
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Goro
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67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/07
自己紹介:
東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
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ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

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*******工事中******* 趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
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