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2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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写真は羅臼湖を目指すトレッキング中に遭遇したヘリコプター。

知床の山中で何かあったの?

そう思ってしまいますが、これは土木資材を運ぶヘリでした。


羅臼湖に向かう道中では一部の区間で散策路の工事が行われていました。
山の中が現場ですから資材を運ぶにはヘリを使うしかありません。
それで、このヘリが頻繁に行き来していました。
資材運搬も大掛かりですが、もっとタイヘンなのは
実際に土木工事をする作業員の方々ではないでしょうか。
毎日、毎日、薮を通り、雪渓を抜け、アップダウンを経て
工事ポイントに“出勤”しなければいけません。
私らのようにお気楽な一日限りの旅のアクティビティではなく、
正真正銘の“通勤”。

う~ん・・・

凄い!

普段、口を半開きにしてウトウトしながら電車で会社に向かう自分には、
とても真似のできない過酷な通勤になっているはずです。


   ・


さて・・・

目的地の羅臼湖の景観を堪能し、
出発点に戻る途中で複数の作業員の方々とすれ違いました。
見ると、皆さん手に荷物を持っていらっしゃる。
時間的にはお昼どき。

なるほど!

どうやら、皆さんはランチのため羅臼湖に向かわれるようです。

あぁ、そりゃそうだ。
キモチは分かる。

作業現場から羅臼湖の展望スポット迄は
そこそこ距離があったけれど、
多少遠くたって自分だったら間違いなくそうすると思います。

だって・・・



この絶景を目の前に昼食を摂ることができるんですよ。
過酷な通勤もこのロケーションが得られるなら苦にならないかもしれない。
いや、いや、毎日タイヘンなお仕事を続けていらっしゃる皆さんには
これぐらいのご褒美があってしかるべき。

鳥の声と通り過ぎる微かな風の音を聴きながらのランチ。
どんなに洒落たカフェだって敵わない極上のオープンテラス。
しかも自家製のお弁当!

これぞ、究極のサラメシ。

NHKには是非、採りあげてもらいたいものです(笑)



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羅臼湖のトレッキングを含む道東旅行の写真をアップしています。
ご興味ありましたら、下記URLでご覧になってみてください。

または、
撮影場所:
釧路川源流部・羅臼湖~知床・津別町・チミケップ湖・清里町・大空町




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IMG_0001_1.jpg

先週の11月2日~4日、
富良野・美瑛方面に二泊三日の小旅行に出かけました。
 
この時期は秋蒔き小麦の緑色が時々目に入るものの、
大半の収穫を終えた畑からは色が消え、
土が剥き出しになった状態の土地が続きます。
パッチワークの丘と呼ばれる景観は望めませんが、
それゆえ観光客も少なく、逆に、ゆっくりと丘を廻ることができます。
加えて、木々の紅葉が素晴らしいので
個人的にはこの季節の丘巡りはとても好きです。
 
美瑛ではいわゆる紅葉の後にカラ松の黄葉があり、
その後、季節が冬に移ります。
三ヶ月前の夏の盛り、カラ松の黄葉見たさから
「スーパー先得」を使って航空券を予約しました。
紅葉期の美瑛を楽しんだことはあるものの
カラ松の黄葉は目にしたことがないのです。
今年は、どうしてもそれが見たくて早々に旅行を計画したワケですが、

その時点では、
 
・うねるベアグラウンドの丘(土色)
・快晴の秋空(青色)
・上部に雪を被った十勝岳連峰(白色)
・太陽光を浴びて輝くカラ松(黄金色)
 
この組み合わせで構図を決め、
「綺麗だなぁ・・・」と言いながら
シャッター押す自分を勝手に想像していました。
 
が、
 
天候には勝てません。
 
一週間前から天気予報は日に日に悪くなり、
旭川の空港に着いた時点で雨。
以降、三日間とも雨に祟られました。
北海道には何度も行っていますが、
ここまで天気に恵まれなかったのは初めてです。
 
不思議なもので、
天候の回復が見込めないことを自覚した途端、
それまで旺盛だった“撮欲”が減退しました。
 
通常、三日間なら700枚ぐらい撮っているはずなのに
今回は200枚強の撮影に留まったのがその証拠。
テンションの低さがそのまま撮影枚数に反映された感じです。
写真については残念な結果で旅程を終えました。

が、

まぁ、それでも、富良野・美瑛は私にとって「安らぎ」且つ、「癒し」の地。
当地で数日過ごせるだけで嬉しい。
満足の三日間であったことに変わりはありません。
 
   ・
 
乏しいストックから選んで写真をアップしてみました。
雨、雨時々曇り、の連続で
最終日のもう帰ろうかという時間帯にやっと少しだけ陽が入りました。
そんな状況だったので明るい写真はほとんどありませんが、
興味ございましたら下のリンクからご覧になってみてください。

※スライドショーが見れない場合  ◇ギャラリー◇ で画像閲覧が可能です。 
 

 
 
 
「赤麦を守る会」から一坪会員向けのプレゼント品が届きました。
今年も美味しく頂こうと思います。

IMG_0001_4.jpg

以下、2011年8月11日 本編アップ分からの再掲載です。
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三年前から興味をもって写真を撮り始めましたが、
アマチュアの、しかも初歩レベルとはいえ、
もっと早くこの趣味を見つけていれば良かったなぁ、と思います。
というのも、

かつて

もし、(今の自分なら)そこにいるだけで
きっと目をキラキラさせただろうと思われる場面があったからです。
 
もう25年くらい前になりますが、有名な風景写真家である
前田真三さんが撮影された写真原稿(ポジカラー)に、
仕事絡みで接する機会がありました。
その時に見たのは奥三河の風景写真でした。
今、同じ場面に遭遇したら間違いなく大興奮しますが、
その頃の私は写真に関心を持っていませんでしたので、
前田真三さんの名前すら知りません。 
でも、カラービュアーの透過光に映える奥三河の風景は
息を呑むほど美しく、素人ながらその写真に感嘆した覚えがあります。
 
そうして前田真三さんの名前はインプットされたのですが、
私の認識は、"奥三河の風景を撮影する写真家"という
イメージで固まったままでした。
 
ところが、
 
時を経て、旅行で北海道に何度か通ううち、
前田さんは奥三河よりも美瑛の撮影で有名な写真家で
あることが分かりました。初めて美瑛に行った時、
前田さんのギャラリーである「拓真館」を訪れてそれを知ったのです。
 
前田さんご本人は既にお亡くなりになられていますが、
美瑛の美しい景色を数多く撮られ、
その中で『麦秋鮮烈』というタイトルの有名な写真を残されています。
写真集「丘の四季」に掲載され、
拓真館でもパネル展示されているその作品は、
暗い夕立雲の下に広がる大地に日没間際の太陽光が差し込み、
「赤麦」の畑を強く照らし出すという正に鮮烈なカットです。
 
bakushuu.jpg
 
※画像は「赤麦を守る会」のHPから引用。
 

『麦秋鮮烈』でモチーフになっている赤い麦は、
穂と茎がやや朱色を帯びたタクネ小麦という種類だそうで、
夕陽に照らされると赤く輝くところに「赤麦」の由来があります。
ただ、生産に手間が掛かるため収益性が悪く、
その後、残念ながら美瑛からは姿を消してしまいます。
 
が、
 
1997年に有志の方々による復活の取組みが始まり、
1999年の美瑛開基100周年に際し、
『麦秋鮮烈』の景色が見事に蘇ります。
現在は、「赤麦を守る会」による維持、拡大に向けた活動が
続けられていますが、前述の通り、
赤麦は生産性が悪く栽培経費が嵩みます。
その保全のため、2002年から「赤麦を守る会」が
畑の一坪会員を募っていたことを遅まきながら去年知りました。
 
現地に行けば分りますが、美瑛の丘の美しさは格別です。
未来永劫、変わらずに残されていくべき風景だと強く思いますし、
その景色の中で光輝く赤麦畑を維持していくことも大切です。
先日、今年度の募集告知を待って早速応募させて頂きました。
一介の観光客で素人カメラマンとはいえ、
美瑛の美しい風景のために多少なりとも参加できるのは嬉しいことです。
 
来年の7月には、是非、
夕陽を浴びて輝く赤麦を現地で写真に収めたいと思います。





 
56's profile
HN:
Goro
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/07
自己紹介:
東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
56's hobby 【Guitar】
ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play


《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55
Yamaha SLG-100S
56’s theater
*******工事中******* 趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
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