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2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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2010年8月19日 本編アップ分からの再掲載です。
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休日に街をブラブラして写真を撮っていると、
もう少し寄って撮りたいのに・・・って思うことが時々ある。
自分が主に使うレンズは超広角なので、
残念ながら先の遠いところまでは届かないのです。
そこで、先日、カバー範囲の広いズームレンズを手に入れました。

で、レンズとは関係ないのですが、その際のちょっとしたお話を少し。(笑)


購入した店では不要カメラを3,000円で下取りしてくれます。
その話をすると、『幾つもあるよ』と言って、
どこからかカミサンがカメラを持ってきました。
フィルムカメラです。

「あれっ、入ってたんだ!?」

中を確めようと思い、蓋を開けてみると
巻き終わっていないフィルムが残っていたのです。

感光しちゃったけれど、15年ぐらい前に使っていたカメラです。
何を撮ったかも覚えていないし、ま、いいか、と
フィルムを取り出してテーブルの上に置いたのですが、
カミサンが笑える行動に出たのはその後です。
天井の照明に両手でかざしたフィルムを見上げながら、
こう言うのです。

   『あれ? これ、写ってないじゃない』

「はぁ? 本気で言ってる?」

   『何が?』

「いや、だから、何を見たいの?」

   『どういうこと?』

「写ってないでしょ。写ってないよね」

   『何で写ってないの?』

「マジだったんだ!?」

   『何、何?』

「カワイソウだから他人には言わないことにしておくよ」

   『だから、何よ?』


結婚してから28年。相手の行動なんて簡単に予測できるし、
もう“二人で一人”ぐらいの域に入ったかと思っていたが、
とんでもない勘違いだったようだ。

未知の領域は未だに存在し、そして深い。(笑)

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三年前から興味をもって写真を撮り始めましたが、
アマチュアの、しかも初歩レベルとはいえ、
もっと早くこの趣味を見つけていれば良かったなぁ・・・と、
今、考えると残念に思えてしまうことがかつてありました。

もう25年くらい前になりますが、有名な風景写真家である
前田真三さんが撮影された写真原稿(ポジカラー)に、
仕事絡みで接する機会がありました。
その時に見たのは奥三河の風景写真でした。
今、同じ場面に遭遇したら間違いなく大興奮しますが、
その頃の私は写真に関心がなく、
前田真三さんの名前すら知りません。 
でも、透過光に映えるカラービュアー上の奥三河の風景は
息を呑むほど美しく、素人ながらその写真に感嘆した覚えがあります。

そうして前田真三さんの名前はインプットされたのですが、
私の認識は、"奥三河の風景を撮影する写真家"という
イメージで固まったままでした。

ところが、

時を経て、旅行で北海道に何度か通ううち、
前田さんは奥三河よりも美瑛の撮影で有名な写真家で
あることが分かりました。初めて美瑛に行った時、
前田さんのギャラリーである「拓真館」を訪れてそれを知ったのです。

前田さんご本人は既に他界されていますが、
美瑛の美しい景色を数多く撮られ、
その中で『麦秋鮮烈』というタイトルの有名な写真を残されています。
写真集「丘の四季」に掲載され、
拓真館でもパネル展示されているその作品は、
暗い夕立雲の下に広がる大地に日没間際の太陽光が差し込み、
「赤麦」の畑を強く照らし出すという正に鮮烈なカットです。
 

※画像は「赤麦を守る会」のHPから引用。

『麦秋鮮烈』でモチーフになっている赤い麦は、
穂と茎がやや朱色を帯びた[タクネ小麦]という種類で、
夕陽に照らされると赤く輝くところに「赤麦」の由来があります。
ただ、生産に手間が掛かるため収益性が悪く、
その後、残念ながら美瑛からは姿を消してしまいます。

が、

1997年に有志の方々による復活の取組みが始まり、
1999年の美瑛開基100周年に際し、
『麦秋鮮烈』の景色が見事に蘇ります。
現在は、「赤麦を守る会」による維持、拡大に向けた活動が
続けられていますが、前述の通り、
赤麦は生産性が悪く栽培経費が嵩みます。
その保全のため、2002年から「赤麦を守る会」が
畑の一坪会員を募っていたことを去年知りました。

行けば分りますが、美瑛の丘の美しさは格別です。
未来永劫、変わらずに残されていくべき風景だと強く思いますし、
その景色の中で重要なパーツのひとつとして
光輝く赤麦畑を維持していくことも大切です。
先日、今年度の募集告知を待って早速応募させて頂きました。
私は一介の観光客で只の素人カメラマンに過ぎませんが、
あの美しい風景を維持するために
多少なりとも参加できるのは嬉しいことです。

来年の7月には、是非、
夕陽に輝く赤麦を写真に収めたいと思います。

 
カミサンは保育士。
子供を相手に夢のある職業のように思われがちだが、
実際はガテン系の肉体労働者です。
毎日これだけ暑いと、そりゃ疲れますし、
頭の中もグダグダになります。

昨日、帰宅後のこと。
食事の準備をしていたカミサンとのやりとり。

※ W=カミサン H=ワタクシ


W: ねぇ、あれ、ちゃんとやった?

H: あれじゃわからない。あれって何?

W: ほら、今日、保育園に着ていったTシャツに

   シャンプー付けてちゃんと冷蔵庫に入れたのかって訊いてるのよ。

H: うん、シャンプーはもう付け終わってる。大丈夫だよ、OK。

W: 分かった。


30年近く夫婦を続けていると、
こんな意味不明の会話だって、たやすく理解できる。
今日もお互いに内容を確かめることなく淡々と会話終了。


カミサンが言いたかったことを意訳するとこうなる。


ほら、今日、会社に着ていった貴方のシャツ、
襟にプレケアつけて洗濯機に入れたのかって訊いてるのよ。


この程度の発言量で4箇所間違えるほうも凄いが、
それを理解できることも凄いと思う。

以心伝心、というより、違心伝心か?


56's profile
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Goro
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67
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男性
誕生日:
1957/06/07
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東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
56's hobby 【Guitar】
ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。

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《所有ギター》
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56’s theater
*******工事中******* 趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
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