2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
熊本、九州がタイヘンな時にちょっと不謹慎なお話しなんですが・・・。
・
あの地震が起きた直後からテレビは生特番に突入しました。
「震度7・・・」
誰もがそうだったと思いますが、
大災害を予感させる震度を聞いてたじろぎました。
現地の様子が気になり、テレビに釘付け状態。
某局の放送に食い入るように注目していましたが、
頻発する大きな余震のせいでしょう、
ある時点からアナウンサー氏がヘルメットを被り始めたのです。
スタジオですから頭上の照明が落下する危険性もあるので当然のことです。
ただ・・・
画面が現地映像からスタジオに切り替わったその瞬間、
不謹慎なんですが、えぇ、本当に不謹慎だとは思うんですが、
そのヘルメット姿が私のツボに入ってしまったのです。
たぶん・・・
歌舞伎の早変わりの如く、直前に登場した時と容姿が急変したこと、
ヘルメットの被り方がビミョーに斜めになっていたこと、
そもそもヘルメットの似合わない人に見えたこと、
それと、その緩く見える姿の反対側にある、
事態の深刻さを伝えようとする緊迫したアナウンスぶり、
それらが一気に押し寄せたのが原因だと思われます。
その可笑しさを伝えたくなり、
私はキッチンに立っているカミサンに背中越しに声を掛けました。
「ほら、コレ見てよ。面白いことになっているから」
すると・・・
『今、忙しいのよ。それよりも、あなた、本当に不謹慎ね。
今がどういう状況だか分ってるの? ひどいわ、本当に不謹慎』
という言葉でカミサンは私を窘(たしな)めたのです。
そうだ、事情はどうであれ、やっぱりこういう時に不謹慎だよなぁ
・・・と思いました。
今は現地の被害が大きくならぬよう、ただ、ただ、祈るべきなのです。
私は再び静かに画面に集中することにしました。
・
・
・
それから少し経った頃、片づけを終えたカミサンが戻ってきました。
そして、落ち着いてテレビを視始めたのです。
すると・・・
『ぷっ』と、カミサンが突然吹き出しました。
えっ、どうした!?
現地映像からスタジオに画面が切り替わった瞬間でした。
『確かに可笑しいわねぇ。うん、なんか可笑しい』
そう言ってカミサンは笑い始めたのです。
私以上に反応しているように思えました。
おい、おい。
よっぽど不謹慎なのはお前だろ(笑)
※被災地の早い復旧を願っています。
・
あの地震が起きた直後からテレビは生特番に突入しました。
「震度7・・・」
誰もがそうだったと思いますが、
大災害を予感させる震度を聞いてたじろぎました。
現地の様子が気になり、テレビに釘付け状態。
某局の放送に食い入るように注目していましたが、
頻発する大きな余震のせいでしょう、
ある時点からアナウンサー氏がヘルメットを被り始めたのです。
スタジオですから頭上の照明が落下する危険性もあるので当然のことです。
ただ・・・
画面が現地映像からスタジオに切り替わったその瞬間、
不謹慎なんですが、えぇ、本当に不謹慎だとは思うんですが、
そのヘルメット姿が私のツボに入ってしまったのです。
たぶん・・・
歌舞伎の早変わりの如く、直前に登場した時と容姿が急変したこと、
ヘルメットの被り方がビミョーに斜めになっていたこと、
そもそもヘルメットの似合わない人に見えたこと、
それと、その緩く見える姿の反対側にある、
事態の深刻さを伝えようとする緊迫したアナウンスぶり、
それらが一気に押し寄せたのが原因だと思われます。
その可笑しさを伝えたくなり、
私はキッチンに立っているカミサンに背中越しに声を掛けました。
「ほら、コレ見てよ。面白いことになっているから」
すると・・・
『今、忙しいのよ。それよりも、あなた、本当に不謹慎ね。
今がどういう状況だか分ってるの? ひどいわ、本当に不謹慎』
という言葉でカミサンは私を窘(たしな)めたのです。
そうだ、事情はどうであれ、やっぱりこういう時に不謹慎だよなぁ
・・・と思いました。
今は現地の被害が大きくならぬよう、ただ、ただ、祈るべきなのです。
私は再び静かに画面に集中することにしました。
・
・
・
それから少し経った頃、片づけを終えたカミサンが戻ってきました。
そして、落ち着いてテレビを視始めたのです。
すると・・・
『ぷっ』と、カミサンが突然吹き出しました。
えっ、どうした!?
現地映像からスタジオに画面が切り替わった瞬間でした。
『確かに可笑しいわねぇ。うん、なんか可笑しい』
そう言ってカミサンは笑い始めたのです。
私以上に反応しているように思えました。
おい、おい。
よっぽど不謹慎なのはお前だろ(笑)
※被災地の早い復旧を願っています。
PR
2014年下期放送の『マッサン』からこっち、
夫婦でNHKの朝ドラを視るようになりました。
『マッサン』の舞台が北海道だったので視聴を始めましたが、
夫婦でNHKの朝ドラを視るようになりました。
『マッサン』の舞台が北海道だったので視聴を始めましたが、
面白くなってそのまま定着した格好です。
放送時間帯は二人とも家にいないので、
帰宅後に録画視聴しています。
真剣に視始めてから気付いたのですが、
朝ドラって不思議な求心力を持っていますね。
帰宅時間は両者バラバラ。
でも、必ず二人揃ってからでないと視ません。
たとえば、片方が呑み会で遅く帰ってきてもその時点から、
あるいは、どちらかの体調が悪くて床についてしまったら翌日に、
そんな具合に示し合わすこともなく、
とにかく二人揃わない限り視ることはありませんでした。
それは、同じものを二度回す無駄を嫌っているワケでなく、
きっと一緒に視る価値があったからだと思うのです。
朝ドラはたいがい1エピソードで一週単位のストーリー。
朝ドラはたいがい1エピソードで一週単位のストーリー。
毎週、月曜に布石が置かれ、金曜~土曜のヤマ場に向かいます。
毎日、毎日、徐々に盛り上がっていく中で
次回の展開への待ち遠しさを共有したいというか、
いつの頃からか互いにそんな感覚を持つようになりました。
明日はどうなるだろうね?
とか、
嗚呼、もう待てない。二話続けて放送して欲しい!
とか、
たかがドラマに二人して毎日高揚するのです。
ここ数年、
美しい風景を同じ記憶に留めたい・・・
と、強く思うようになりましたが、
それと似たようなものかもしれません。
明日はどうなるだろうね?
とか、
嗚呼、もう待てない。二話続けて放送して欲しい!
とか、
たかがドラマに二人して毎日高揚するのです。
ここ数年、
美しい風景を同じ記憶に留めたい・・・
と、強く思うようになりましたが、
それと似たようなものかもしれません。
昨年10月からのシリーズ『あさが来た』が3月の最終週で終了。
続いて、BSで再放送されていた『どんど晴れ』も終わりました。
前者は2000年代の朝ドラの中で最高視聴率を上げたそう。
確かに脚本がしっかりしていて、毎話、実際に面白かった。
確かに脚本がしっかりしていて、毎話、実際に面白かった。
ただ、この半年はどちらかというと、盛岡(岩手)が舞台の後者、
『どんど晴れ』を二人とも楽しみにしていました。
それはドラマに登場する桜に、
過去、私たちも少しだけ触れていたからでした。
小田和正さんの作られたテーマソング「ダイジョウブ」と一緒に
『どんど晴れ』を二人とも楽しみにしていました。
それはドラマに登場する桜に、
過去、私たちも少しだけ触れていたからでした。
小田和正さんの作られたテーマソング「ダイジョウブ」と一緒に
オープニングで流れる小岩井の一本桜の映像。
2007年上半期の初回放送は視ていませんでしたが、
後年、このドラマの存在を知らずに訪れた現地で
岩手山を背景にした見事な桜を目にしたことがあります。
岩手山を背景にした見事な桜を目にしたことがあります。
今回、再放送での初視聴だったわけですが、
最終回のラストシーンでは一本桜が大アップで登場しました。
あの時に見た桜がドラマと繋がり感動もひとしお。
あの時に見た桜がドラマと繋がり感動もひとしお。
この半年、夫婦揃って何度泣かされたことか(笑)
『どんど晴れ』、本当に佳いドラマだったなぁ。
現地で、新しい気持ちで、そして二人で、
またあの一本桜を眺めたいと思っています。
先日、倉敷~高松~小豆島と巡る小旅行に出かけました。
高松はほとんど通過しただけでしたが、
倉敷と小豆島はソコソコ観光できました。
どちらも良かったのですが、
特に小豆島は想像以上に素晴らしいところでした。
これらの写真は一部。
勿論行けていない場所のほうが圧倒的に多いのですが、
オリーブ畑、急峻な渓谷、穏やかな海、切り立つ断崖、棚田、等々
さほど大きくない島なのに風景のダイナミックレンジが
とても広いというか、とにかくシーンが多彩なんです。
それと、自然風景だけでなく普段の生活空間も然り。
町並み、古い建物、お遍路さんの寺、どれも趣きが深く美しい。
当然、食べ物も美味しいのです。
思い出の新鮮なうちにと思い、
週末、映画「八日目の蝉」をカミサンと二人で
あらためて観ることにした。
ストーリーの後半は小豆島が舞台です。
「あぁ、此処通ったなぁ」
とか、
「此処行ってないけど綺麗だなぁ」
「やっぱり行けばよかった」
とか、
「桜の季節に行ったら最高だろうね」
とか、
「もっと歩いて町に深く入ってみたかったね」
とか、
「ゆっくり周らないと良さがわからないね」
とか。
思い出して振り返るどころか不完全燃焼感が募るばかり。
映画に泣かされ、そのシーンが相まって余計に強烈(笑)
リタイア後に再訪してゆっくり周りたい場所が
また一つ増えちゃったなぁ。
高松はほとんど通過しただけでしたが、
倉敷と小豆島はソコソコ観光できました。
どちらも良かったのですが、
特に小豆島は想像以上に素晴らしいところでした。
これらの写真は一部。
勿論行けていない場所のほうが圧倒的に多いのですが、
オリーブ畑、急峻な渓谷、穏やかな海、切り立つ断崖、棚田、等々
さほど大きくない島なのに風景のダイナミックレンジが
とても広いというか、とにかくシーンが多彩なんです。
それと、自然風景だけでなく普段の生活空間も然り。
町並み、古い建物、お遍路さんの寺、どれも趣きが深く美しい。
当然、食べ物も美味しいのです。
思い出の新鮮なうちにと思い、
週末、映画「八日目の蝉」をカミサンと二人で
あらためて観ることにした。
ストーリーの後半は小豆島が舞台です。
「あぁ、此処通ったなぁ」
とか、
「此処行ってないけど綺麗だなぁ」
「やっぱり行けばよかった」
とか、
「桜の季節に行ったら最高だろうね」
とか、
「もっと歩いて町に深く入ってみたかったね」
とか、
「ゆっくり周らないと良さがわからないね」
とか。
思い出して振り返るどころか不完全燃焼感が募るばかり。
映画に泣かされ、そのシーンが相まって余計に強烈(笑)
リタイア後に再訪してゆっくり周りたい場所が
また一つ増えちゃったなぁ。
56's profile
HN:
Goro
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/07
自己紹介:
東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
56's hobby 【Guitar】
ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。
56’s theater
*******工事中*******
趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。