2005年から書き始めたブログの別館。本編の再掲載と新しい記事を随時アップしています。
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ベテラン保育士のカミサンから
保育現場のリアルな話をたびたび聞かされる。
保護者側からの理不尽なクレームに関わる話が多いのだが、
昨日聞かされたエピソードにはいつも以上の怒りを覚えた。
カミサンが知っているという保育園(・・・ということにしておく)で
実際にあった話はこんな内容でした。
ある児童が通常保育から延長保育の扱いに切り替わった。
その初日、目処としている時間を大きく過ぎて母親が引き取りに現われた。
こういった場合、保護者側に突発的な事情が発生したかもしれず、
遅れたことについて保育園側は特に指摘はしない。
ただ、この時、保育園側は保護者に対して注意を促した。
それには理由があって、
母親は商品で膨れあがったスーパーの袋を両手にぶら下げており、
買い物に寄ってから保育園に来たことが明らかに分かる状態だったからです。
実際に対応した保育士は言葉遣いに気をつけ
極めて穏やかに母親に投げかけました。
「ほかのご家庭の皆さんにもご理解頂いていますので、
お買い物の前にお迎えに来て頂くことをお願い出来ないでしょうか?」
ここで、普通なら
『あぁ、ごめんなさい。次、気をつけます』
で終わりなのです。
ところが、母親は不満な表情を露(あらわ)にして
児童を引き取っていった。
凄いのはその後である。
帰宅後、その件を夫に伝えたのだろう。
今度は夫が保育園に電話を掛けてきたそうだ。
『対応をした●●という保育士が高圧的だ。言っている内容も納得できない』
・・・と。
クレームである。
保育士が高圧的な態度で対応するはずが無い。
更に、日頃の言動から“取り扱い注意”となっている保護者には、
言葉使いに必要以上の気を遣っているのである。
この園には既に卒園した上の子も通っていたので、
その時分からこの保護者はマークされている。
自分が納得できないことを言われた時点で
保育園側の発言や態度は全て受け入れ難いものに切り替わり、
「低姿勢」さえ「高圧的」に映ってしまうのである。
人間の質が低過ぎる。
しかも、
母親に話をした保育士は担任の▲▲さんであったはずなのに、
何故か違うクラスの担任の●●さんの名前を挙げてくるという
頓珍漢(とんちんかん)なクレーム。
通常、この児童は祖母が引き取り役で母親は滅多に現われない。
だからそんなおかしな指摘になるのだろうが、
そもそも、大事な子どもの保育を委ねている、ある意味親代わりの
その担任の保育士の名前も知らない母親に
子どもを預ける資格が備わっているとは思えない。
その夫はお構いなしに電話でこう続けたそうだ。
『あまりにひどい対応を取ると訴える』
・・・と。
何に訴える? 自治体? 法律?
まぁ、どこでもいいけど、
この夫は、その末尾にいわゆる“士”の付く
世間的に認められている立派な職に付かれてるいる方らしい。
更に・・・
ここが最大の許せないポイントなのだが
『買い物してから引き取りに行くことを認めろ』
・・・と。
開いた口が塞がらない。
子どもの保育に欠ける状況を補うのが保育園の仕事。
児童福祉サービスは親の利便を支援する目的で運用されているわけではない。
子どもを引き取ってから買い物に行くのは当たり前のことだ。
子どもを連れて買い物に行けば良いのですよ。
子どもが小さくて店内で愚図って困るなら
休日にまとめ買いするなり、祖母に頼むなり、夫婦でやりくりするなり
幾らでも方法はあるはずです。
どの共働き夫婦だって、そうやって苦しみながら頑張ってるんだよ。
この夫婦の主張していることは子どもを車内に放置して
パチンコに興じていることと同義。
「お迎えが遅れたって死なないじゃん」っていうレベル差の問題じゃなく、
子どもに対する向き方、核心の差の話。
普通の親なら、“子どものために一刻も早く迎えに行く”ことを考えるはず。
子どもと密着できる時間を稼ごうとせず、
逆に自ら削っているような親が
子どもに充分な愛情を伝えられるとは思えない。
保育園は家庭の置き換えです。
だから、受け入れている時間内は家にいる時と同じように
園内で遊ぶ、ご飯も食べる、お昼寝もする、散歩も行く。
だけど、買い物には行かない。
預け入れている保護者で「買い物もお願いします」って
言う人はいないでしょ。単純にそういうことです。
文書化された契約書がなくたって成立している約束事はある。
それをモラルって言うんだ。
こういう話を聞かされると怒りがこみあげてくる。
自分が当事者だったら絶対に100倍返しだ。
土下座しなくていいから、
ベビーシッターを雇え、雇え、雇え~ッ!
・・・って言ってやる。
あぁ、半澤になりたい(笑)
最近、バカな保護者が多過ぎ。
そんな親に育てられる子どもがかわいそう。
保育の欠如以前に、親のモラル欠如のほうが問題。
保育現場のリアルな話をたびたび聞かされる。
保護者側からの理不尽なクレームに関わる話が多いのだが、
昨日聞かされたエピソードにはいつも以上の怒りを覚えた。
カミサンが知っているという保育園(・・・ということにしておく)で
実際にあった話はこんな内容でした。
ある児童が通常保育から延長保育の扱いに切り替わった。
その初日、目処としている時間を大きく過ぎて母親が引き取りに現われた。
こういった場合、保護者側に突発的な事情が発生したかもしれず、
遅れたことについて保育園側は特に指摘はしない。
ただ、この時、保育園側は保護者に対して注意を促した。
それには理由があって、
母親は商品で膨れあがったスーパーの袋を両手にぶら下げており、
買い物に寄ってから保育園に来たことが明らかに分かる状態だったからです。
実際に対応した保育士は言葉遣いに気をつけ
極めて穏やかに母親に投げかけました。
「ほかのご家庭の皆さんにもご理解頂いていますので、
お買い物の前にお迎えに来て頂くことをお願い出来ないでしょうか?」
ここで、普通なら
『あぁ、ごめんなさい。次、気をつけます』
で終わりなのです。
ところが、母親は不満な表情を露(あらわ)にして
児童を引き取っていった。
凄いのはその後である。
帰宅後、その件を夫に伝えたのだろう。
今度は夫が保育園に電話を掛けてきたそうだ。
『対応をした●●という保育士が高圧的だ。言っている内容も納得できない』
・・・と。
クレームである。
保育士が高圧的な態度で対応するはずが無い。
更に、日頃の言動から“取り扱い注意”となっている保護者には、
言葉使いに必要以上の気を遣っているのである。
この園には既に卒園した上の子も通っていたので、
その時分からこの保護者はマークされている。
自分が納得できないことを言われた時点で
保育園側の発言や態度は全て受け入れ難いものに切り替わり、
「低姿勢」さえ「高圧的」に映ってしまうのである。
人間の質が低過ぎる。
しかも、
母親に話をした保育士は担任の▲▲さんであったはずなのに、
何故か違うクラスの担任の●●さんの名前を挙げてくるという
頓珍漢(とんちんかん)なクレーム。
通常、この児童は祖母が引き取り役で母親は滅多に現われない。
だからそんなおかしな指摘になるのだろうが、
そもそも、大事な子どもの保育を委ねている、ある意味親代わりの
その担任の保育士の名前も知らない母親に
子どもを預ける資格が備わっているとは思えない。
その夫はお構いなしに電話でこう続けたそうだ。
『あまりにひどい対応を取ると訴える』
・・・と。
何に訴える? 自治体? 法律?
まぁ、どこでもいいけど、
この夫は、その末尾にいわゆる“士”の付く
世間的に認められている立派な職に付かれてるいる方らしい。
更に・・・
ここが最大の許せないポイントなのだが
『買い物してから引き取りに行くことを認めろ』
・・・と。
開いた口が塞がらない。
子どもの保育に欠ける状況を補うのが保育園の仕事。
児童福祉サービスは親の利便を支援する目的で運用されているわけではない。
子どもを引き取ってから買い物に行くのは当たり前のことだ。
子どもを連れて買い物に行けば良いのですよ。
子どもが小さくて店内で愚図って困るなら
休日にまとめ買いするなり、祖母に頼むなり、夫婦でやりくりするなり
幾らでも方法はあるはずです。
どの共働き夫婦だって、そうやって苦しみながら頑張ってるんだよ。
この夫婦の主張していることは子どもを車内に放置して
パチンコに興じていることと同義。
「お迎えが遅れたって死なないじゃん」っていうレベル差の問題じゃなく、
子どもに対する向き方、核心の差の話。
普通の親なら、“子どものために一刻も早く迎えに行く”ことを考えるはず。
子どもと密着できる時間を稼ごうとせず、
逆に自ら削っているような親が
子どもに充分な愛情を伝えられるとは思えない。
保育園は家庭の置き換えです。
だから、受け入れている時間内は家にいる時と同じように
園内で遊ぶ、ご飯も食べる、お昼寝もする、散歩も行く。
だけど、買い物には行かない。
預け入れている保護者で「買い物もお願いします」って
言う人はいないでしょ。単純にそういうことです。
文書化された契約書がなくたって成立している約束事はある。
それをモラルって言うんだ。
こういう話を聞かされると怒りがこみあげてくる。
自分が当事者だったら絶対に100倍返しだ。
土下座しなくていいから、
ベビーシッターを雇え、雇え、雇え~ッ!
・・・って言ってやる。
あぁ、半澤になりたい(笑)
最近、バカな保護者が多過ぎ。
そんな親に育てられる子どもがかわいそう。
保育の欠如以前に、親のモラル欠如のほうが問題。
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東京の下町(深川)で生まれて育ちました。ギター演奏と写真撮影が趣味。神楽坂と北海道が好きです。
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ギタリストの岸部眞明さんの音楽に出会って感化され、46歳の時からギターを弾き始めました。下記のページに録音音源をアップしています。
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